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エステのお姉さんに感動した話

私はセルフケアとして月1でエステに行っている。体全体のマッサージや、足つぼや、オイルトリートメントの施術を受けている。

大体がまぁそこそこ満足して帰るのだが、今日のお姉さんはなんというかまぁ感動的に効いた。一手一手が意味がある感覚が明確にあって、「触られてる」とか「揉まれてる」とかのレベルではなく「効いている」と感じた。

終わってお茶を飲んでるとお姉さんが近づいてきて物凄く力説を始めた。「もう信じられないくらい、体に力が入ってて、全身が固くなってたんです。それで浮腫もすごくて。もちろんその状態でも細くて問題ないと思われるかもしれませんが、体痛くないですか?食いしばりとかもしてませんか?」と。

確かに今日朝起きたら歯を食いしばりすぎて、奥歯の上のあたりがすごく痛かった。最近すごく向き合うことにストレスがかかる事柄があって、その事を考える度にギュウッと体に力を入れていた気がする。あと、たまにこっそりお腹をつねってしまう。なんかそんなことを一瞬で見透かされてびっくりした。

お姉さんには事情は話さなかったけど「あ、確かに食いしばるタイプかもしれません笑」と笑って応答した。そしたら「きっと、色々抱えてるモノがあったり、そうしないと自分を守ることが出来ないのかもしれませんが…」と言ってくださって更に驚いた。

そうやって、身体のこわばりとか、色んな事情に思いを馳せながら一手一手施術をして下さってたからなんだろうなと思った。今日明らかに体がほぐれる感覚があった。

寝る時も体をピンと張って寝てるんじゃないか、眠りづらくないかと言われた。もうビンゴすぎて。だから、私は年中冷え性だし、眠りも物凄く浅くてよく中途覚醒する。

カウンセラーさんにもよく身体の英智についてアドバイスを受け、自分でも「あ、手が震えてるな」とか「今力入りすぎてるから抜こう」とか思うようにしてるが、それでも多分全然充分じゃないくらい体が強ばってるんだと思う。

セルフケアってこういう事なんだろうなと思った。自分を知って、癒す。私も自分で出来る工夫はするが(お姉さんに寝る前のストレッチを力説されたのでやります。)、自分でケアしきれない分はやっぱり人に頼りながら癒していきたい。

次も今回のお姉さんを指名する。ちなみにお姉さんはマツエクが見たことないくらい派手で、彼女にとっての強ばりや武装の部分なのかなぁと思った。だから、わかってくれたのかな、通ずるものがあったのかなと思った。

最後「頑張ってストレッチしますー!」と店を出ようとしたら「頑張らないでください!」と言ってお見送りされ、最後まですごく好きだった。

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