もいもい

映画、アニメ、ゲームや小説の感想など投稿します。

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最近の記事

『超探偵事件簿レインコード』感想 未プレイ向け

前半ネタバレなし、後半ネタバレありで書いていきます。 私はダンガンロンパは1作目から3作目までプレイ済み。  ダンガンロンパとの比較を交えながら書いていきます。ダンガンロンパやらずにこのゲームやる人いないと思うので。  良い点も悪い点も書いていきます。個人的には悪い点が圧倒的に多い作品だったので、批判が多めになります。 ●始めに 結論から言うなら、 ・悪くはないキャラクター、 ・悪くはないストーリー、 ・その悪くない点を全て無に帰すほどの酷いゲーム性、 です。  

    • アニメ『黒子のバスケ』感想 何がおまえを主人公たらしめる

       アニメ『黒子のバスケ』の感想です。最初書くつもりはなく、初見からだいぶ時間が経っているので初見感想というわけではありません。漫画は読んでいないのであくまでもアニメの感想です。  いつも通りネタバレあり。内容は目次を参照してください。 ○始めに 個人的には信じられないぐらいめちゃくちゃ面白かったし好みの作品でした。  B級でケレン味に振り切った演出。キャッチーかつ人間味のあるキャラクター。無駄のない話の組み立ての上手さ。ここまでハイクオリティなアニメなかなか無いと思います。

      • アニメ『オーパスカラーズ』感想

         アニメ『オーパスカラーズ』の感想になります。同監督の『黒子のバスケ』や『スタミュ』との比較が多くなります。というより知っている前提で書いています。  スタミュの制作陣の新作アニメということで期待していましたが、結果としては良い点も悪い点も同じぐらいありました。下手したら悪い点の方が多いかもしれません。  微妙なアニメだとは思いつつも、最後まで見たらキャラに愛着も湧いたし、続きがあったら見たいとは思います。 ○作画・演出の弱さ 個人的に凄く気になった点です。  スタミュも

        • スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 感想

           めちゃくちゃ面白かったです。  今までの映画作品に関連付けて書いているので今作に加えて過去作のネタバレあり。漫画やゲームについては触れていないので、的外れな部分があるかも。  客観的な評価を言うなら、盛り上がるところで終わってるっていう点で評価は下がります。ただめちゃくちゃ面白かったっていうのと、内容が好みだったせいでマイナス評価をカバーしました。あの終わり方はまったく擁護できないですけどね。ただあれ以上のやりようがあったかと言われたら、無い気もします。 運命に抗うのも良

        『超探偵事件簿レインコード』感想 未プレイ向け

          アニメ 鋼の錬金術師 旧作 感想 無力な子どもは仔猫一匹救えない

          アニメ鋼の錬金術師旧作、および劇場版『シャンバラを征く者』の感想になります。原作の漫画を読んでいないので比較などはありません。 初見ではなく今回で見たのは3周目(劇場版を2周目)です(感想を書くために今4周目を見ていますが)。1周目2周目も好みの作品ではありましたが、話をあまり覚えておらず3周目を真剣に見てみると、なかなか独特な物語だと気づきました。メモも兼ねて、物語を考察しつつ感想を書いていきます。 内容は目次を参照してください。 作品を見ている前提なのでネタバレはしま

          アニメ 鋼の錬金術師 旧作 感想 無力な子どもは仔猫一匹救えない

          アニメ 遊戯王デュエルモンスターズGX 感想 世界は遊城十代のためにある

          遊戯王GXを全話見たので、自分のためにメモも兼ねて感想を残します。内容としては、要素別に何が面白いか、とキャラ個別感想になります。 めちゃくちゃ長い。 ○始めに 人に「主人公が闇堕ちする」と聞いて見たのですが、結論から言うとめちゃくちゃ面白かったし、めちゃくちゃ自分好みの作品でした。 闇堕ちを期待して見ているので、最初から穿った見方をしています。 それを知らずに見られたらもっと衝撃を味わえたかもしれませんが、その情報が無かったら興味すら湧かなかったと思うので仕方ない。 ち

          アニメ 遊戯王デュエルモンスターズGX 感想 世界は遊城十代のためにある

          ファイアーエムブレム 風花雪月 雑感想

          風花雪月の一周目、黒鷲ルートをクリアしました。 感想書く気は無かったけど、最初の感想忘れたくないし、自分のためのメモも兼ねて書いていきます。 ネタバレはしまくる。 他ルートの感想もクリアしたら書きたいけど、気まぐれなので結局書かないかも。 ゲームシステムやシナリオ、キャラ、ペアに関してなど言及していくので、カップリングとかそういう話が苦手な人は注意してください。 〇ゲーム性とシナリオの関わりについて このゲーム、ストーリー展開が特別優れているわけではない(むしろ普通、な

          ファイアーエムブレム 風花雪月 雑感想

          バディミッションBOND ネタバレなし感想

          一週間ほどのプレイでバディミッションbondをクリアしました。 久々の感想です。 いつもなら小説でもゲームでも既読、既プレイの人向けに書いてるんですけど、 バディミッションbondはまだ発売したばかりなのと、 多くの人にやってほしいというのがあって、 未プレイの人向けにネタバレなしで書きます。 ●前置き まず最初に、 バディミッションbondは決して神ゲーではないと思います。 そもそも神ゲーなんてものは存在しないのかもしれませんが。 物語の好みって人それぞれで、万人に刺

          バディミッションBOND ネタバレなし感想

          ラストオブアスパート2 雑感想

          クリアしたので感想残します。 ちなみに私は数年前に前作もプレイしています。 シナリオにしか興味なかったので(というかゲームセンスがないので)、難易度はベリーイージープラス(姉のデータ引き継ぎ)、戦闘は半分ステルス半分ゴリ押しプレイでやりました。 プレイ済みの人向けに書いているのでネタバレ全開。 「気になってるけどやってない(>_<)」って人は今すぐ回れ右して前作をやって、前情報なしでパート2をプレイしましょう。 これは自分でやるべきゲームです。 知らんけど。 評価とい

          ラストオブアスパート2 雑感想

          私の理想の『リメンバー・ミー』考えてみた

          タイトルの通り。元の映画を悪く言うような部分があります。『リメンバー・ミー』が大好きな人は読まない方が良いでしょうね。そしてこれはただの私の理想です。私の好みです。謂わば趣味。二番煎じかも。それを了解の上読んでください。そして当然のごとくネタバレ全開。映画視聴済み推奨。というか見てないと何言ってるのか分からない。 ふざけた文章ですがどうぞ。 舞台はメキシコのなんかの町。死者の日と言って、日本のお盆みたいな、祭壇に故人の写真を飾ってその死者を家に迎え入れる、みたいな行事があ

          私の理想の『リメンバー・ミー』考えてみた

          デスストランディング 雑感想

          ちまちまプレイしていたデスストランディングをクリアしたぞ。 ということで感想を書いていきます。 いつものことながら既プレイの人向けに書いたものなのでそういうことで。 ちなみに評価としては、まあ普通、といったところです。 好みに合わなかった部分も多々ありました。 では、はりきってどうぞ。 ○世界を繋ぐ歩荷ゲー、デスストランディング このゲームはそう、歩荷をするゲームです。 歩荷って知ってますか? 山に荷物を運ぶこと、また、それを職業とする人を歩荷って言います。 ゲー

          デスストランディング 雑感想

          逆転裁判4 牙琉兄弟、王泥喜についての妄想(考察とは呼べない代物)

          情報が少ないので、あくまで考察ではなく妄想です。 牙琉霧人の手の悪魔はあの傷によるものだと思っていて、尚且つあの傷は弟の響也に関連して付いた傷だと思っています。妄想です。 そしてその傷が悪魔を生んだ。 霧人が殺人に至るまでに歪んだ理由には、弟の存在が絡んでいる。 逆裁4は家族の愛憎や執着の物語なので、ここでも兄弟関係が関係していると思うわけです。 4話の牙琉兄弟のやり取りを見る限り、弟の響也が兄の霧人を尊敬していることが伺える。 こう言っちゃなんだけど、響也は愚かしいまで

          逆転裁判4 牙琉兄弟、王泥喜についての妄想(考察とは呼べない代物)

          ピエール・ルメートル『その女アレックス』雑感想

          雑感想シリーズですが、noteに移行することに決めました。当り障りのない感想は基本的にnoteに書いていくのでよろしく。 ピエール・ルメートルも『悲しみのイレーヌ』に続いて二冊目です。『悲しみのイレーヌ』のネタバレがあるため、これから読むつもりでネタバレを避けたい人は読まないほうが良いでしょう。 私の雑感想は基本的にネタバレ全開、ストーリーを説明するというようなこともありません。既に読んだ人向けですのでざっくりシナリオを知りたい人にはオススメしません。 読了後に書いてい

          ピエール・ルメートル『その女アレックス』雑感想

          FF15 雑感想

          ◯楽しいクソゲー、それがFF15 姉「FF15、クソゲーだけど楽しいよ」 もい「じゃあ、そのうちやるわ」 もい「うん。クソゲーだけど楽しかった」 そんなこんなで期待値も低く、やってみましたFF15。 クリアしましたFF15。 色々思うところを書いていきます。 わりとボロクソ言うので、FF15が好きな人は読まない方がいいでしょう。 プレイ済み推奨。 DLCはまだですがプレイするつもりではあるので、やったら追記するかも。 ◯感想 キャラ「何やら大変なことが起こったらし

          FF15 雑感想

          ピエール・ルメートル『悲しみのイレーヌ』 雑感想

          〇登場人物メモ(ぶっちゃけ性格とか何も信用できないが……) ●カミーユ・ベルーヴェン 警察の道徳的権威。 身長145cmの低身長。優秀な刑事でハンディキャップを負っていることからもマスコミに注目されている。 妻のイレーヌが妊娠し、良い夫、良い父親になれない自分に苛立っている。 母が画家だったため絵画に詳しい。自分でもデッサンをする。 母との間に確執があった。 ●イレーヌ カミーユの妻。 美しい女性。 カミーユの仕事が忙しく、妊娠した中で寂しく思っている。 ●ルイ カミー

          ピエール・ルメートル『悲しみのイレーヌ』 雑感想

          スタミュ3期12話 四季の時計塔飛び降りシーン考察

          ツイッターで呟いていたのをいったんまとめます。 四季が時計塔に閉じ込められ、飛び降りるということが何を表しているのかの考察です。 スタミュ3期11話のラスト、四季は冬沢によって時計塔に閉じ込められる。 続く12話で四季は時計塔から飛び降りる。 けっこうな高さで、飛び降りれば当然無事に済むわけがない。 でもしれっと星谷達のステージを見に来る。 なのでミュージカル的演出として、あれはあくまでイメージ映像、抽象表現として考えることにします。 3期全体を通して考えてみます。

          スタミュ3期12話 四季の時計塔飛び降りシーン考察