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【週末編】4つの生き方を辞めた

会社を辞めて、ジャズを勉強し始めて、好きな音楽に触れて。

平日は1日中、音楽と自分に向き合う。
休日はセッションやレッスンに行ったり、ライブや美術館に行ってインプットしたり、友人とランチしたりして、
色んな人や音楽に触れる。

そんな生活を始めました。

ふと、昔の同僚に会った時に、思ったんです。
まじで、人に疲れなくなったなぁ、って。
変な気を使わなくなったというか、なんだか自分の見られ方とかが、あんまり気にならなくなったというか。

多分、昔より、
生き方が少しだけ上手になったんだと思います。
数年前から、少しずつ意識し始めて、今ではすごく楽になってました。

きっとそれは、この4つの生き方を辞めたから。

"何かのために生きる"のを辞めた

私はいつも(無意識に)、
相手の顔色やその場の雰囲気、成績のための勉強、物事の成果や結果、
今まで結構、何かのために、誰かのために生きてたんだろうなぁと思います。

やりがいはあっても、
何だか物凄いスピードで、"日々を消費"してる感覚でした。

だから、少し前から、本当に自分のやりたいことや、向き合いたいこと、
自分自身のために生きようと思うようになりました。

"逆算した今を生きる"のを辞めた

これまで私は、常に結果が気になる人でした。
そしてその結果を、いち早く手に入れたい人でした。
目標を立てて、そこから逆算して今やるべきことを徹底的に考えて、
何振り構わずやる癖があったんですね。

結果を出すのは得意だったし、
こんなに忙しない生き急いでる世の中では、評価されることも多かったのだけど、
その分失ったものが沢山あります。
どんなに後悔しても、戻ってこない時間や人たちがいます。
結果だけを得ても、全く幸せになれなかったんですよね。

自分も沢山傷付いて、
1番近くにいる人達を大切に出来ない人は、
本当の意味での成功は得られないんだなぁ、と、
そんな当たり前なことに、やっと気付くことが出来ました。

これからは逆算した今を生きるのではなく、
今興味のあることに飛び付いてみたり、
今大切にしたい人と時間を過ごしたり、
今の自分に問いかけながら生きていこうと思うようになりました。
(もちろん、その上で結果も出すけどね。)

"何物かになる"のを辞めた

これまで私は、肩書きやキャリアみたいなハッキリした定義が欲しかったのだと思います。
「今はこういうことをやってます」、「こんなことを達成しました」、
そんな定義を持ってると胸を張って生きて行ける、
そう思ってたんですね。

確かに定義は便利だけど、
正直それで凄いとか凄くないとか(そもそも凄いってなんだ?笑)、
それで何かを判断できるほど、人間は単純じゃない。
人の人生はもっと複雑で、もっと繊細で、もっと多様で、
定義はその一部を切り取ったラベルでしかないのです。

だから私は、一言の定義ではなく、
私だけが語れるストーリーを大事に生きていこうと思うようになりました。

"誰かに承認されて生きる"のを辞めた

これまで私は、きっと自信がなかったのだと思います。
ちゃんと出来てるのか、これで上手くいくのか、誰かを傷付けていないか、
ずっと不安だったんだと思います。
だから、誰かの"大丈夫だよ"とか、
"すごいよ、頑張ってるよ"を、
心のどこかで求めてたんだと思います。

でも、頑張ってる自分だけが素敵な訳ではないんですよね。
今では、頑張ってない自分も、
頑張れなくて自己嫌悪になってしまう自分も、
それでも頑張ろうとして前を向いてる自分も、
全部素敵だなぁと思うようになりました。
今まで、あんまり自分を認めてあげられなかったんだなぁ、と思います。

今は、他人からの承認じゃなくて、
自分で自分を承認して、満たしてあげようと思うようになりました。
そうしたら、不思議と他人からの評価も気にならなくなったし、他人へ嫉妬することもなくなりました。

これが、私が辞めた4つの生き方です。

きっと色んな生き方があるんだろうなと思います。
その軸になるのは、自分の中にあるんですよね、きっと。
自分と向き合って、自分の中を掘ってみて、そこにあるものを抱きしめてあげられたら、
きっと、自分の生き方が見えてくるんだと思います。
私はそれに気付けたから、また音楽に戻って来れたんだろうなぁ。

私のモーニングページは、
そんな私の生きていく指針になってくれてる気がするのです。

これからも、どんな自分が出てくるのかワクワクするし、
そんな自分と、これからも人生を歩めるのが、
とっても幸せだなぁと思います。


2024.09.13(金)ゆか


Yuka Kawabata
https://yukakawabata.fanpla.jp/

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