この神達にして人間あり

三笠書房 眠れないほど面白い『古事記』を読んでみました。急に何か勉強してみたいと思うようになり、どんなことなら楽しく学べるかなぁと考えて考えて日本のことを知ってみようと思って読んでみました。小さい頃から歴史だったり昔のことに興味を抱く傾向にあったので、苦痛はなくむしろワクワクしていました。
私は勉強となったらまず本を探します。(ネットより本派)この時点で本が見つからなかったら高確率で諦めます 笑 本屋でどれくらいの時間を過ごしたでしょう(^^; 探せど探せど見つからない…疲れはてかけたときやっとこの本に出会いました!

で、さっそく読んでみました。
最初はふむふむ、天の神様と地の神様は別なのか…などと読み進めることができたんですが、いつからでしょうか、神様の名前についていけなくなったのは…途中から誰が誰だかわからなくなりながらもとりあえず読みきりました!神様のなかなの名前の読みにくさ以上に衝撃的なところがあったんです。はい。下ネタ。えっ?へっ?古事記って神様ってもっと真面目な感じだと思っていたので頭の中が!?!?!?このマークでいっぱい 笑笑

なんだか描写は昔の言葉を使ってるからまともなことを言っているように聞こえるのですが、シンプルに考えると、まんまじゃんと思いつつ読み進めました…(内容が気になる方は是非本を手にして確認してみてください(^^)v)
まぐわって、子(国)をうむ。
なるほど、国をうむんだから私がおもってるようなハレンチなものではない!いや、私が意識しすぎか!!となんとか落ち着いたものの

読み進めると…
女の取り合い
嫉妬
復讐
会ったことのない母を思う子
などなど

まんま人間じゃん!!!


神様に勝手に神々しい、近寄りがたいイメージを持っていたのですが、あまりにもイメージとかけ離れていて人間らしすぎて勝手に親近感を感じていました(^^;
人間味の強い神様が作った人間だもの、人間も神様と同じようなこと繰り広げますよね 笑

なんて思っていたら、あることを思いだしました。
それは曾祖母の葬儀のこと。
葬儀社さん?と話をする機会があって、喪のときは神棚を閉じる?布で隠す?(うろ覚えですみません)とりあえず、普段のようにオープンにしないとのこと。
どうしてなのか聞いてみたら
「神様には“穢れ”を嫌うからなんです、晴を好むんです、喪は穢れにあたるので隠すんです」
とのこと。
へぇー!とか言ってたけど、神様も好き嫌いあるなら人間だって好き嫌いあるわなって当時も思っていたので、古事記を読んで更に神様は人間味が強いと納得しました。

神様がこんなに人間くさいなんて、本を読むまで知らなかった 笑
いやー賢くなりました 笑
あまりに神様の名前が難しくて、これくらいの成果で終わってしまったのですが
今度はもう一歩進んで神様と神社のことでも調べてみようかしら。

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