無性愛者の春の敵、自己紹介

・出会いと別れの季節、春。皆様いかがお過ごしでしょうか。自分、春につきものの自己紹介がどうも苦手なんですよね。

・というのも自分無性愛者でして、自己紹介でよくある「好きなタイプは？」とか「それを有名人で例えると？」、もっと下世話な感じなら「この場にいる中だと誰がタイプ？」とかそういう恋愛感情に絡めた質問がどうも苦手なんですよ。

・ちょうどこの間も部活の新入生を交えたZoom会議があって、自己紹介で趣味と好きなタイプを言うってなったんですけど、そこで止まっちゃって。ここが自分の面倒なとこなんですけど、自分の口から発する言葉である以上中途半端な嘘はつきたくなくて、かと言って正直に好きなタイプはいないですって言ったら大体詰められるし、そこで自分無性愛者で～って繋げるのは面倒で長いしで何にもできないんですよね。ジャパニーズキリフダ、ホホエミで毎回強行突破してるんですけど。

・別にそれに対して怒るとか凹むとかそこまで大した感情湧かないんですけど、なんというか多少引っかかるというか、モヤっとするというか、モニョるというか、説明しずらいんですけどそんな気持ちになっちゃうんですよね。あとは流れ切っちゃって申し訳ないな、とか。

・ただ一つ言いたいのは何も不快に思うからその手の質問全部やめろ！って話じゃなくて、ただの中身のない愚痴なんですけどね。この手の質問ってとりあえずで聞きやすいし、多くの人が答えを持ってるからよく出るのは分かるんですよ。分かるが故のどうしようもなさを感じてるんですけどね。

・前もいつだったかの日記で書いたんですけどセクシャルマイノリティの活動とか当事者のくせに興味が無くて、何も世間を変えようとか思ってないんで。多少は調べたことあるんですけど要求される知識量が多すぎるし、カタカナが長すぎて諦めたんですよ。

・まぁそんなこんなで無性愛者全員がそう思ってるかはわからないですけど(予防線)自分の場合は多少モニョる程度なんでこうしてnoteに書いて発散すれば充分です。

・あ、もし無性愛者とかそこらへんの人がこれ読んだらそういう質問されたときにどう返してるか教えて欲しいです。

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