生きてるうちに全てが解るって誰が言ったの?
「人生は冥土までの暇つぶし」
という言葉に出会ったのは、人間が住む日本で一番南の島、沖縄県は八重山郡の波照間島の小さな食堂のお手洗いだった。
何の気無しに、その言葉が書かれたカレンダーを見て、暇つぶしねぇ、、と思ったけれど、何となく、この言葉をいつか忘れてしまったらいけないような気がして、その次にお手洗いに行った友だちに、「トイレのカレンダーの写真撮ってきて!」なんて、なんとも大雑把なお願いをしたのを思い出す。
一年後の今、七畳のワンルームで、私はその言葉が示す言葉の本意