すまほ

これまでの私 ◆マッチングアプリ編◆


【得たモノ】
・ドタキャン回避方法
・大切な感覚"違和感"


婚活パーティーに嫌気がさした頃、私はマッチングアプリの世界へと足を踏み入れる。「女性は無料だしコスパよい!」と、ハマった。


◆ドタキャン回避方法◆


私がマッチングアプリ活動を通して得た、「ドタキャンする人を見抜く方法」をお教えしよう。 

悲しいかな、アプリで出逢っていざ実際に会うとなると、ドタキャンさせることがある。ひどいのは、待ち合わせ時間の直前まで連絡をやり取りしていたのにもかかわらず突然返事が来なくなり、待ち合わせ場所にも来ないパターンだ。

私はこのドタキャンを3回味わったことがある。待ち合わせ時間から10分経っても、30分経っても連絡がない。このドタキャンされた時の気持ちは思い出したくない。
惨めで、悲しくて、自分がなぜ存在しているのか分からなくなった。

この経験を通し、マッチングアプリにてドタキャンをする男性には共通点があることを発見した。(※あくまでも私の見解である)


【ドタキャンする(可能性がある)男性の特徴】

その①:LINEのアカウントにプロが撮影したような写真を使用している

マッチングアプリにてLINEを交換した際は、まずはアカウント写真に注目してほしい。コンサルなど自営業でビジネスをしている人はLINEを仕事にも使うため、プロが撮影した写真をアカウントにしている場合はある。
しかし、会社員・公務員の人がプロに写真を撮ってもらう機会はそうそうない。職業欄に会社員と書かれているにもかかわらず、見栄えが良い写真をアカウントにしている場合は少し警戒したほうがよい。他人の写真を拾ってきて使用している可能性がある。
またアカウントの投稿欄の確認も忘れずに行ないたい。投稿がない場合、きちんと使用されているアカウントか判断ができないため注意が必要である。

その②:待ち合わせに20分〜30分遅れると連絡がある

遅れる理由が仕事だと言われた場合判断は難しいが、私はどんな理由であれ20分以上遅れると言われた時点でキャンセルすることにしていた。
数分の遅れならドタキャンされる可能性は低い。だが20分〜30分は要注意だ。ドタキャンする男性の心理は知らないが、20分〜30分待たせるという時点で男性のモチベーションはさほど高くないのだ。改札を出て30分以上待って来なかったときのショックはもう味わいたくない。
自分を守るためにも、こちらからキャンセルする勇気は必要なのである。

その③:ものすごく直前に待ち合わせ場所を変更したいと言われる

これは全く女性のことを考えていない。こちらはすでに待ち合わせ場所に着いているにもかかわらず、待ち合わせ場所の変更を提案してくるのだ。
再び電車に乗って移動するという手間を女性にかけさせているという時点で、こちらへの思いやりは一切ないのである。


以上、私がドタキャンされた経験から得た自分を守る術である。
もちろん上記に当てはまる男性が全員ドタキャンをするという訳ではない。
大切なのは、実際に連絡をとっている自分の気持ちを信じて判断し行動するということである。


必読!ドタキャンされて傷つかないために】

とは言うものの、相手を信じたとしても初めて会うときは来てくれるか不安である。ドタキャンされて自分が傷つかないために私が考え出した方法をお教えしよう。

その①:改札を出る前にLINE電話でどこにいるか確認する

交通費が無駄になるのを防ぐために必ず改札を出る前にLINE電話をしよう。
「迷ってしまって、今どのあたりにいますか?」と聞けばよい。
ドタキャンする男性はまず電話にでないであろう。出たとしても具体的な位置情報など言える可能性は低い。実際に声を聞くと安心にも繋がる。
私がこの方法を試した結果、会えなかったことは一度もない。

その②:当日の服装やどこにいるかなどは絶対に言わない

写真にて相手の顔を知っていたとしても、実際に見ると違うということもある。男性の方から自分を見つけてもらおうとすると、実際に会った見た目とのギャップを感じた場合、ドタキャンされてしまう可能性がある。
それを防ぐために、改札を出る前でのLINE電話で自分の服装について絶対に言わないようにしよう。必ずこちらから男性を見つけ声をかけるのだ。



◆大切な感覚”違和感”◆


マッチングアプリにて活動をしていると、これもまた出逢う確率が高い「ビジネス勧誘」。私はこの勧誘も経験してしまった。

私はこの勧誘を大変腹立たしく思う。真剣に恋人を作るためのマッチングアプリを、金儲けのために利用しているのである。
この勧誘の被害に合わないためにも、私が体験したことをお教えしよう。


ビジネス目的(の可能性がある)の男性の特徴】

・会話が仕事のことばかり
・会社員ではなくフリーランスや個人事業主
・すごい人を紹介すると言ってくる

これは私の友人の体験談も含めたものである。
上記に当てはまる男性がすべてビジネス目的という訳ではないが、このような男性と出逢ったら注意は必要である。


参加したビジネスセミナー】

私はマッチングアプリにて、上記のビジネス目的の男性の特徴をすべて満たした人と出逢った。そして、すごい人が開催するというビジネスセミナーに誘われたのだ。将来へのお金の不安があった私はその話に興味を持ち参加することにした。

会場の小さなセミナールームには沢山の参加者がいた。内容は、とある国での外貨預金だった。金利5パーセントという驚異的な数字。口座を作るためには主催会社の会員になることは勿論、実際に現地に足を運びまとまったお金を口座に入れなければならなかった。
つまり、"みんなで口座を作りに行きがてら、バカンスも楽しんじゃおう"という内容のものだった。

同じ会場には、私同様その男性に誘われたと思われる女性が2人いた。
「この人は恋人が欲しいのではなく、お金が欲しいのだな」と確信した。
ここで初めて、自分は”かも”なのだと自覚したのである。   

口座作りの出発日は約1ヶ月後。当時パスポートを持っていなかった私は、まずはパスポートを作るところからだった。そもそも仕事で1ヶ月後にまとまった休みを取ることは難しかった。

それをその男性に話すと、
「明日にでもパスポートセンターに行こう」
「最悪、僕があたみさんのお金10万円を持って現地で口座を作ってくるよ」
そう言われた。


・・・・はい?


パスポートセンターに行こうという発言はまだいいとして、次の発言。
私の、お金、10万円を、あなたに、渡す、だと…?
マッチングアプリで出逢って、数回しか会ったことのない、ビジネスの臭いぷんぷんの、あなたに。
私のお金10万円を、託すだと…?

この発言で今まで言葉にできなかった想いがはっきりした。
私はその男性に対して、”違和感”でいっぱいだったのだ。


【私の大切な感覚”違和感”】

この心にあった想い、”違和感”。
それはつまり、
「これをしたら(この人に従ったら)、私は私のことをもっと嫌いになる」
という感覚だ。

きっと、この外貨預金ビジネスを行なったらお金が増え生活が豊かになるかもしれない。けど、私はそれよりも、この男性とはもう関わりたくない思いのほうが強かったのだ。
なぜなら、私が私のことをもっと嫌いになると分かってしまったから。

そのビジネスセミナーでは散々話を聞いたが、結局入会することも、その後その男性と連絡をとることもなかった。


この時得た感覚”違和感”は、その後私のことを守ってくれることになる。
私の、大切な感覚との出逢いだった。


そんな私は懲りることなくマッチングアプリを続ける。
そしてついに、私に変化が起こるのだ。NEXT






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