TABIPPO 旅するように、生きる。 あっぱれと、いう人生。
いつか、おばあちゃんになった時。
皺くちゃになって、ベッドから立ち上がれなくなった時。
一人、人生を駆け抜けていった風を感じて、
「あっぱれ」と、微笑みたい。
だからそんな時が来るまでは、がむしゃらな人間でありたい。
そんなことを、思っていた子供時代があった。
そして、
そんなことを、とうに忘れてしまった自分がいた。
偏差値や肩書きを真っ黒なスーツで包んで、大学に行って、バイトして、
サークル入って、飲み明かす。ゆとり教育最後の忘れ形見の私。
「 “大人に