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ビジネススキルを学ぶ⑨

みなさんこんにちは!

にこにこです😌

今回は、「ブランディングスキル~後編~」についてアウトプットしていきたいと思います。

前編では、ブランディングがない企業は、負のスパイラルに陥って潰れていくという話をしました。

後編では、価格についてやどう売るか?という話ができればと思います。

「企業は売り上げよりも利益」

企業を継続していくためには、いくらたくさん売り上げても、"利益"がなければ潰れてしまいますよね?

ではこの利益を出すためには、当然利益が出るように、商品に値段をつけなければなりません。ここで少し考えてみましょう。

あなたは、コーヒーを売ろうとしています。事前にアンケートを取り、1杯500円なら100人が買うと言いました。1杯1500円にしたら誰も買わないという結果になりました。このコーヒー1杯を作るのに300円のコストがかかります。では、あなたは、このコーヒーをいくらで売るべきでしょうか?

価格別に計算してみましょう。

・500円で100人に売る場合
→売り上げ50000-コスト30000=利益20000

・750円で75人に売る場合
→売り上げ56250-コスト22500=利益33750

・1000円で50人に売る場合
→売り上げ50000-コスト15000=利益35000

・1250円で25人に売る場合
→売り上げ31250-コスト7500=利益23750

この場合、1000円で50人に売った時が、1番利益が多くなります。

このように、売り上げ額ではなく、コストも含めた計算をすることで、値段を適切に決めることができます。

しかし、アンケートの結果から世間の相場は500円ですので、1000円で売るためにはどうすればいいか?そのためには、何か付加価値をつけて売らなければなりません。ここを考えるのがビジネスですね。

「商品を売りたければ商品をPRしてはいけない」

これはどういうことかというと、いきなり商品を勧めても、人は買わないということです。

例えば、ピアノで有名なYAMAHAは、音楽教室を開きそこで自社のピアノを使ってもらい、自社のピアノの良さをPRして購買に繋げています。

カフェであれば、何かイベントを開き、そこに集まった人達が、自然とカフェの商品を買っていくというような導線を作り、販売に繋げていたりします。

このように、商品をいきなり売るのではなく、お試しやほかのイベントを上手く利用するなどして、商品を売る一歩手前の段階でのブランディングが、とても重要になってきます。

ここが上手くいかないと、商品がいつまで経っても売れないという事が起きてしまうでしょう。

まとめ

商品を売るためには、その商品を売る一歩手前のブランディングがとても重要です。付加価値をつけることで、人の購買意欲は変わりますし、ブランディングができることでリピート率もあがります。

また、価格設定についても、相場で売らないという事が鉄則です。相場より高くする代わりに、どのような付加価値をつけて相場以上の価値を見出すかが、ビジネスの面白いところであり、難しいところであるといえます。

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