渋谷サステナブル・アワード、知っていますか?
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渋谷サステナブル・アワード、知っていますか?

一般財団法人渋谷区観光協会

こんにちは!
渋谷区観光協会の杉山です。

今年も残すところあとわずかになりましたね。
毎年恒例の行事ごとが開催ができなかったりする中でも、
それぞれ工夫して、コロナ禍でもできることを、楽しめることを、
と地域の方々に楽しんでもらえる行事や、
子供たちの思い出に残る取り組みを行っている
渋谷の地域の方々の姿も見てきました。

やはり渋谷にいるみなさんは前向きで
この状況であっても、何をしようかと頭を巡らせて
行動に移す方が多い人が集まっている街だなぁとも感じました。

そんな街を盛り上げる活動をされている方々のことも
どんどんご紹介をしていきたいところですが、
今回、私がお伝えしたいのは、
日々コツコツと、環境問題に向き合っている方々の活動です。


渋谷区では、「渋谷サステナブル・アワード」という
家庭や地域、学校、職場などで実践されている持続可能なライフスタイル、環境にやさしい取り組みの募集・表彰を通して広くその取り組みを周知し、一人一人の意識啓発につなげていくことを目的とした事業があります。

今年で3回目を迎えたアワードですが、
きっと知らない方の方が多いかもしれません。

区民の方は、区報「しぶや区ニュース」12月1日号の12ページをご覧いただけると、「渋谷サステナブル・アワード2021」受賞者の方々が掲載されています!
渋谷区ホームページからもご覧頂けます。


私は、渋谷のラジオで、渋谷区提供番組「渋谷のくらし」という番組のパーソナリティを務めており、番組を通じてこの活動のことも知りました。

今年の応募が始まった際も、渋谷区役所 環境政策部の佐藤さんに、
この取り組みがどのような目的で行われているのか、お話を伺いました。
ぜひ放送も聴いてみてください!📻

そしてコロナ禍でもあった2021年、
この渋谷サステナブルアワードでは、
どんな取り組みが受賞されたのか、
番組を通して受賞された皆様に直接お話しを伺うことができましたので、
振り返ってみたいと思います。

1人のゴミ拾いから全国に広がった美化活動


まずは、優秀賞を受賞したオリパラきれいな千駄ヶ谷プロジェクト実行委員会『オリパラきれいな千駄ヶ谷プロジェクト』の取り組みをご紹介します。

東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会期間中に、
渋谷区千駄ヶ谷エリアの住民・通 勤者の方々と、美化活動を行ったというこちらのプロジェクト。
プロジェクトリーダーは、昨年のサステナブルアワードでも優秀賞を受賞したた「ファイヤー通りバーチャル町会」でも代表を務める上田奏さんです。

上田さんは、2015年当時、ファイヤー通り沿いで店舗経営をしていた際、
ファイヤー通りに捨てられるゴミの多さを見かねて、一人でゴミ拾いを始められたそうです。
その後、「渋谷おとなりサンデー」が2017年に始まったことをキッカケに仲間の輪が広がりました。
今回の『オリパラきれいな千駄ヶ谷プロジェクト』も、「ファイヤー通りバーチャル町会」のメンバーを中心に、千駄ヶ谷大通り商店街振興組合や地域の方々が集まったといいます。

賛否ある中で開催された今年の東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会。

夢を持って世界からこの街を訪れた選手たち、
本当はもっとたくさんの全世界からのお客さまをもてなすために
準備をされてきたお店の方、
街の整備をされてきた方、、、
色々な街の人の思いが詰まっていたと思います。

ただ、上田さんたちにとっては
有観客でも無観客でも、
綺麗にしようという気持ちは変わらなかったことでしょう。

上田さんからは、プロジェクト始動と同時に開設した公式 LINE には、
多くの方の登録があったと伺いました。
上田さんのことは、私は以前から存じでおりましたが、
上田さんからみなぎるパワー、明るさに、人々も背中を押され、
楽しく活動ができるのだと思います。

今後の活動が個人的にもとても楽しみです!

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初の法人企業の受賞


そしてもう1つ、優秀賞を受賞されたのがEMS(環境マネジメントシステム)の構築と EMP(環境マネジメントプログラム)の展開に取り組まれている株式会社ニューポートのみなさま。

私は正直、EMS(環境マネジメントシステム)、EMP(環境マネジメントプログラム)という言葉を知りませんでした。

ニューポートさんは、持続可能な組織であり続けるために、環境活動を続け、今年で29 年目になると言います。
株式会社ニューポートの原さん、又森さんから聞いたお話ですと、
環境に配慮した環境業活動、そして環境意識の高い従業員 育成への取り組みに力を注いでこられたケビン・マコーリフ代表は、渋谷の街を歩いて出勤をされているのだとか。
きっと街を歩く中での気づきというのが、マコーリフ代表の中でもあるのかもしれません。

社員である原さんや又森さんは、もともと環境について関心があって入社したのではなく、会社で働く中で環境への取り組みについて自ら興味を持ち始めたと言います。
やらなきゃいけないから、ではなく、自ら実践しようと気持ちが動く企業ってすごいな、と感じました。

ニューポートさんの活動についてはぜひホームページなどもご覧ください!

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「食べきれない量の食品…どうしよう」と思ったら


そして今年、渋谷サステナブル・アワード2021で大賞を受賞したのが、『渋谷区における総合的なフードバンク活動』に取り組む認定NPO法人フードバンク渋谷のみなさまです。

コロナ禍では、宿泊施設でも大きな打撃を受け、キャンセルが相次いで、食品が廃棄されるような報道も目にしました。
また、本来食べられるにもかかわらず捨てられている「食品ロス」は612万トンと推計されていて、この食品ロスの量というのは、1400万人の東京都民が1年間に食べる食品の量に匹敵する膨大な量という数字を知って
私も大変驚きました。

世界には、満足に食べられない人もたくさんいるにも関わらず、
食品が捨てられるというのは、本当に悲しいことだと感じます。

そんな問題もある中で、このフードバンク渋谷の皆様は
様々な理由で廃棄せざるを得なくなった食品を企業や個人から提供してい ただき、食料支援を必要としている方にお渡しする活動をされています。

食品以外にも必要とする生活支援の窓口や 活動に繋ぐことを通して、
地域の人々がお互いに助け合える仕組みを作り、
笑顔を創出するまちづくりに貢献するこ と
を目的としているそうです。

ただ環境のため、ではなく、地域との連携を測ったり、
助け合える仕組みづくりをされているという「環境」と「福祉」という
2つの側面を合わせ持つフードバンク渋谷のみなさまの活動、
ぜひ知ってほしいなと思います。

年末年始、お歳暮やお年賀で
「食べられないなぁ」「捨てるのもったいなぁ」と思ったあなた、
フードバンク渋谷で調べてみてください。
個人でも参加できるフードドライブの取り組みや支援の方法などが掲載されています。

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たったひとりの行動でも、誰かの力になるということ


受賞者の皆様は、この賞を受賞したことで、
受賞者同士の繋がりができたり、知らなかった活動を知ることもできたとおっしゃっていました。

その繋がりのきっかけにもなったのが、
渋谷サステナブルアワード2021の受賞者のみなさまも登壇された
「渋谷環境シンポジウム」という渋谷区の環境イベントです。

イベントの様子はYouTube「渋谷区環境公式チャンネル」で視聴が可能になっています。
みなさまの活動のご紹介や、環境クイズなど、
親子でも楽しんでご覧いただけます。


「環境のためのアクションを」と考えたときに
正直、私ひとりが、何か地球に優しいことをしたところで、
何も世界は変えられないでしょ、と思ったこともありました。
しかし、渋谷サステナブルアワードで受賞されたみなさまのお話しを通じて、個人でも、たったひとりの力であっても、
誰かのためになることがある
のだと改めて感じました。

それが直接“環境問題”に紐付かなくても、
地域とのつながり、その人の心の支え、になったりもします。

すぐに行動に移すことは難しくても、
まずは、このような活動が身近にあることを
多くの方に知ってほしいと思いました。

すでに学校や地域、ご家族で何か取り組まれていることがあったら、ぜひ、次年度の渋谷サステナブルアワードに
ご応募してはいかがでしょうか?

この渋谷サステナブルアワードで受賞をすることが、
区民の方、区内で働くみなさんにとっての目標になったら素敵ですね!


杉山

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