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2020年の取り組み/渋谷区観光協会の事業・方向性ついて〜代表理事 金山からのメッセージ〜

2020年は、観光産業にとって非常に厳しい年になってしまいました。
半世紀の時を経て東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、右肩上がりで成長を続けてきた日本の観光市場は高水準での安定成長期へと移行することが期待されていましたが、新型コロナウイルスの影響は特に旅行観光産業に甚大な溝をつくることとなり、世界中の都市がゼロベースから市場の再構築、観光戦略の再編集をしなければならなくなったと言えるのではないかと思います。

そんな環境の中、渋谷区観光協会は2020年の新年度を迎えました。
2016年に新体制に移行した観光協会の5年目の事業年度になるわけなのですが、これまでの様々な取り組み、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、新しい観光市場のトレンドなどをスタッフ一同で議論を重ね、今年の取り組みを整理しました。

2020年度は、大きく4つの事業領域を計画しています。
①事務局運営
②観光案内サービス
③観光インフラ整備
④観光資源開発・整備

①事務局運営

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渋谷区観光協会の本部機能運営のほか、忠犬ハチ公銅像維持会の事務局運営を継続して推進していきます。その他、渋谷区の観光関連における市場調査や、広報発信、SNSの運用など渋谷区らしい組織の基礎をより強化し、会員各社のみなさんに価値を還元できるような体制構築を一層進めていきます。
また、今年からの重点領域の一つとして、渋谷駅周辺や表参道だけでなく、区内の6商店街ブロックとの連携を強化し、広域での渋谷区の魅力開拓、発信を計画しています。

②観光案内サービス

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例年に引き続き、テーマ別の観光MAPの企画制作、イベント情報の収集・発信、ハチ公ミニツアーの催行に加え、昨年観光庁からの補助事業として実施した「TOKYO CITY POPツアー」を定期開催していく計画を検討しています。渋谷区内の音楽を楽しめるバーやレコードショップなどを観光スポットとしてとらえ、主にインバウンドの観光客に向けて多様な楽しみかたの機会提供に取り組みます。また、地域・エリア間をまたいだ回遊性ある観光案内や、オンライン体験を通じたツアーやコンテンツ開発にも、地域・関係団体・商店街・民間企業と様々な方と取り組んでいきたいと計画しています。
また、昨年度末より一部メディアで取り上げられていますが、渋谷駅ハチ公口に設置されている観光案内所「青ガエル」が、本年、忠犬ハチ公の産まれ故郷でもある秋田県大館市に移設されます。その跡地に、新たな観光案内機能を誘導するべく、渋谷区並びに一般社団法人渋谷駅周辺エリアマネジメント(渋谷駅前エリアマネジメント協議会)と連携して計画策定を進めています。

③観光インフラ整備

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日本のインバウンド観光客は、多種多様な国からの観光客で構成されています。商店街や観光案内所を多言語対応したり、目まぐるしく変化する街並みやサービス、店舗などの情報を迅速にアップデートし、観光客のみなさんに提供するために、スマートフォンやタブレット端末を駆使してテクノロジーの力をかりたインフラ整備を推進する必要があります。
渋谷区観光協会では、Googleのテクノロジーやツールを活用し、多言語対応、最新の情報提供の仕組みづくりを推進していきます。
また、宗教上の制限等で食べることのできる食材が限られている方々のための、サイン掲出の仕組みなども推進していく予定です。
延期が決定されたオリンピック・パラリンピック東京大会ですが、来年の開催時期に向けて、今年度中に整備を進めていきます。

④観光資源開発・整備

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近年、渋谷区や地域商店街のみなさんからも要望が多いのが、「渋谷らしいお土産」の整備です。
忠犬ハチ公銅像やスクランブル交差点をモチーフにしたお土産の開発や販売店舗のネットワーク構築は引き続き推進していきます。
現在、「渋谷のビール」の開発に着手中で、今年度中にはみなさんにご披露できるのではないかと思います。コロナウイルスの蔓延による外出自粛が解除され、また渋谷で集える日が来ましたら、みなさんにも味わっていただきたいと考えています。
また、観光協会公認ロゴマークを開発し、オリジナル土産のみならず、地域や会員企業から生まれたプロダクト、プロジェクト、イベント等にも公認を付与していき、渋谷ブランディングの推進・強化に充てていきたいと考えています。
文化資源としては、渋谷音楽祭渋谷芸術祭SOCIAL INNOVATION WEEKを中心に、渋谷区らしい文化イベントの観光資源化を推進していきます。
そして、今年は明治神宮が鎮座100年を迎えます。原宿・表参道エリアの文化振興、経済振興の機転ともなった明治神宮への奉納・奉祝事業を原宿表参道欅会とともに実行委員会を構成して、推進していきます。

渋谷区産業観光ビジョンについて

渋谷区では、昨年度から産業観光ビジョンの策定を進めており、渋谷区観光協会もワーキンググループの一員として、様々な提言をさせていただきました。
3月のパブリックコメント期間を経て、下記に公開されておりますので、ぜひお読みいただければと思います。

渋谷区産業観光ビジョン
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/com/000047966.pdf

最後に

冒頭でも触れましたが、2020年は世界中の観光都市は、そのあり方を再構築しなければならない状況になってしまいました。
僕は、渋谷区は、まだまだ都市としての成長余白が大きな街だと思っています。
1日も早く、この事態が収束し、これまで以上の魅力的な観光都市づくりにスタッフ一同邁進していきます。
引き続き、渋谷区観光協会の活動にご期待ください。

一般財団法人渋谷区観光協会 代表理事
金山淳吾


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渋谷区観光協会の日々の取組みや街の魅力を発信、対談記事など様々なコンテンツを行って参ります。
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