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これから留学する人へ

初めまして、10年前にアメリカの短大に2年半留学していたものです。 ここでは私の経験をもとに留学とはどういうものか?についてお話ししたいと思います。

これから留学する方、そして留学を考えてる方々にとって有益な情報になれば幸いです。

留学する理由は?英語が話せるようになるため?それだけだときっと話せなくなります。日本人の友達を作らない覚悟はありますか? 1度も日本語を使わずに生活する自信はありますか?

日本語脳?英語脳?

私は両親のおかげで2年半アメリカに留学させてもらいました。当時から現地の学校には日本人が多く、それはもうジャパニーズタウンかというくらい日本人であふれていました。今のご時世、どんな言語のために留学してもよっぽど田舎にでも行かない限り日本人は必ずと言っていいほどいます。留学するくらいだから、きっと頭の中では現地に行けば英語を話さざるを得ないだろう、そのうちしゃべれるようになるだろう。その考えだと話せるようにはなりません。単純なお話ですが日本語<外国語を話す時間が年単位で長くなればおのずと頭も慣れてきてしゃべったり表現するために行動に移すことができてきますが、あなたが仮に100時間英語を話し続ける努力をしていたとしても、現地で出会った日本人と日本語で1時間でも話し続けていると日本語の脳になります。英語がすぐ出なくなるのです。日本にいて外国人に急に話しかけられた時と同じ感覚です。

心が折れそうになった

当時私は本気で英語をしゃべれるようになりたかったため、現地にはすでに数十人の知っているお友達がいましたが、誰一人とも一切日本語をしゃべりませんでした。そうすると、日本では仲良くしてたのにつれないやつ、なに頑張ってるの?と少しづつみんな自分から離れていきました。その中で残っていたのは現地のアメリカ人の友達だけ。海外に留学するとみんな各々に不安があります。そのためその不安を解消すべく同じ国の人たちは集まりやすくなります。これは日本に住んでいる外国人を見ればよくわかると思います。

日本人と外国人の違い

ではなぜ、日本人は現地ではあまりしゃべれないのに、日本にいる外国人は流暢な人が多いのか?それは、椅子に座って机に向かって勉強せずに、五感をフルに使って常日頃勉強しているから。みんなわかっていることだと思います。日本人が五感をフルに使って勉強する環境を作るには留学に行くのがベストなのです。日本でもたくさん外国人は生活していますのでそのコミュニティーに入ったり、恋愛対象になれば比較的早いスピードで語学の勉強を五感を使ってできます。ですが、その環境が整わない、またはできない場合は、強制的に日本語を使わない環境に自分の身を置かない限り勉強はできても本気になるのが難しいのです。

2年半での経験と感想

2年半のうち、2年間とすこし、全く日本語をしゃべらなかったので、本当に気が付けば日本が出てこない頭になっていました。(その時のことを今でものものすごく覚えております。)最後の少しの期間は、離れ離れになるお世話になった日本人のお友達に感謝の意味も込めてお礼をしたかったので日本語も使うようになりましたが卒業するころには、はやり完全な英語脳ではなくなっていたのだなと痛感しました。

思い描く力の強さ

人間は本気で理想の自分になりたいと常日頃思い描きその通りに近づく行動をしていると不思議とそうなっていくものです。おそらく私も自分自身に負けずにそう思い続けたからこそ、あの時は貴重な経験をすることができたのだと思います。

英語を話せるようになることは難しいことでないと思おう、なぜならこの言葉の意味には「完璧に」という意味が含まれていないからだ

ただし、今一度自分が英語を話せるようになって、何がしたいのか?を頭に思い浮かべることができなければきっと理想の完璧な姿ばかり追い求めてしまうためいつまでたっても英語が話せないというスパイラルにはまってします。

ヨン様

冬のソナタという韓国ドラマが流行った時を思い出してほしい、多くのマダムが韓国語を話せるようになったという、それはきっと五感をフル活用し、韓国に遊びにいたり、チェジウではなく隣にいるのは私と想像してみたり、発音なんていいのよ!私はペヨンジュン様と韓国語でお話ができればそれでいいのよ!と思ったりしたからこそ韓国語を話せるようになったのだと思う。 マダムパワーもすごいが、何よりできる、やってみせると強く念じて行動に移すことができたからすごいのだ。ペヨンジュンさん、チェジウさんあなた方は多くの日本人マダムの心を動かしたのでもっとすごいです。

結論

留学するなら言語がしゃべれるようになって何がしたいのかをクリアにしておくこと

日本人とは絡むべきじゃない、絡んだとしても日本語は話すべきでない

自分ならできると強い信念をもって行動すること

最後に、自分のお金じゃないから両親に感謝しよう

自分のお金じゃないのにこんなに素敵な経験をさせてもらえている、大切な家族の顔を思い浮かべたら、自分本位で楽しむことだけしたり、楽なことしたり、お友達とショッピングモールに行って自分のために洋服買ったり、派手なパーティーはしないはず。それも醍醐味かもしれないけど、また数年後大きく成長して仕事のために海外に戻ったり、現地で就職が決まった時までとっておいて。それからでもきっと素敵な出来事が待っているはずだから

不安がいっぱいだよね、それは自分も同じだった。飛行機すら乗ったことなかったんだもん。でもね、現地に行ってからのほうがもっとたくさん不安なことがあると思う。でもそれ以上に楽しいことはいっぱいあるよ。思い切って両親に言えたこと、やってみたいと勉強したり行動に移せたこと、今回海外に飛び立つことになったことおめでとうございます。大丈夫!あなたにはすごいパワーがあって自分の人生を選ぶことができる人なんだから!

またどこかで会えるといいね。 See you next time.

If you can trust yourself, you can do whatever you want.

自分を信じることができれば何でもできる

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