八月
アイドルのような見た目をした人の書く純文学に憧れた。
どうやら昔、国語の教鞭をとっていたらしい。
この人が国語を教えてくれたらいいのに、と思った
その人は、救ってくれた音楽に不誠実な態度をとってアイドルソングを聴いていた、と唄う
あのグレイのカーテンの教室に包まった国語の授業をまともに聴かず、不躾な精神でのうのうとしているわたしは憂鬱だなんて馬鹿みたいなことを抜かしている
苦手な教科の解答を写しながら、温度の低い日記を細々書いているのは、どこの誰だったのでしょうか
やあ、
どうやら世の中のことすら嘆かない流れる箱の中で死んでしまったようです。カラダだけはあるような錯覚を起こして幽霊になった僕は赤を知らないでしょうか。とうとう右上のパーセンテージが魂の重さよりもかるくなります。100年後、僕は恐れられ、何らかの儀式で本当に消えるでしょう。さようなら。、おそろしや。
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