酔い止め

そこらへんの女子高生

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備忘録4

8月11日、初七日と火葬でした。 長い長いお経を聞いて、ご飯を食べて、火葬された祖母を見た。祖父と母と叔父が最初に確認しにいくつもりだったのだが、『お孫さんももしよければ確認しに来てもいいですよ』と言われて見に行ったのだが、泣くと思ったが逆に感心してしまった。そりゃあ、人の骨見るの初めてだったから驚いてしまうよな。この時割と大きな声を出して泣いていたのが叔父だった。祖母が亡くなった時も泣いていたけど、骨になった祖母を見て1番泣いていた。そんな叔父はお嫁さんに抱きしめてもらい

    • 備忘録3

      8月5日、暑すぎる&葬儀が延びたため、5日間葬儀まで霊安室へ行くことになった。 『葬式の日まで会えないから顔みとこう』とか話していたら祖父が泣いた。マスクが汚れちまうって何度も言って泣いていたので、私はティッシュを差し出した。 車で出る時も泣いていた。みんな車のすぐ後ろで手を振っていたけど、祖父は遠いところから涙を拭いつつ見つめていた。いなくなるまでずっと遠いところで泣いていた。

      • 備忘録2の続き

        なんやかんやあって仲直りしたっぽいのでよしとした。私も一応『喧嘩するのが嫌だって思ってるのに言い返すのはお互い悪い。ばあばの前で喧嘩をするな』と釘をさしておいた。 そしてついに祖母の棺がきた。産毛処理と、お化粧と、正式名称が分からないのだが足に足袋のようなものを履かせたりした。 お化粧は今回担当の方がやっていた。前よりもっと血色よく見えた。素敵だった。綺麗だった。今まで来た業者さんはみんな、『お肌が綺麗ですね』と言っていた、それもそうだ、祖母は寝たきりでもちょっと高い化粧

        • 備忘録2

          8月4日 祖父と母が喧嘩した。祖母の遺体の前で。 そこにいた私は泣きそうだった。というか泣いた。喧嘩の理由は割愛するが、母が祖母から聞いていたことと違うことを祖父がしてしまい、『ばあばがこう言ってたのに』と怒った。祖父はそれを知らなかった上での行動だったのだが、母の怒鳴りに祖父も怒ったのか、かけていたメガネを投げた。また母は怒った。もう嫌だ!と部屋から出ていった。 今はテレビの音と、祖父の咳払いしか聞こえない。この空間には祖父と祖母と私しかいない。私も母の所へ行きたいけ

          備忘録

          自分が忘れないためにまとめておくだけのメモ 祖母は間質性肺炎で、喘息のように息をするのが苦しくなってしまう。私自身も喘息持ちで、息の苦しさは理解しているけれど祖母の方がよっぽど辛かっただろう。私が中学生の時は酸素ボンベを付けなければ行けなかったけれどゆっくりなら1人で歩けたし、ご飯もちゃんと食べれていた。要介護、寝たきりになってしまったのは私が高校に入ったころ。寝たきりと言ったがまだ最初の方は簡易トイレに移動したり外に出る時は車椅子に座ったりはできていた。そしてだんだん、簡