ルーツミュージック

今回は私のルーツミュージックについて紹介したいと思う。生まれてから子供のころ好きだった音楽をルーツミュージックとして考えると、いくつか特徴がみえてきた。
私は小さい頃から両親や周りの大人の影響でそこそこ音楽を耳にしてきた方という自覚がある。ただ当時中学生になるまでは全く音楽に興味はないどころか、むしろうるさいし自主的にイヤホンをしてまで音楽を聞くことはまずなかった。

記憶にある中で生まれて初めて好きになった曲としてはTheピーズのBaikin Man、Red hot chili peppersのBy the way、Poralisの光と影などがあり、今回はその三曲について説明する。

1曲目のTheピーズ、"Baikin Man"は当時親がよく寝室でかけていたCDに収録されており、曲名から分かるように、アニメのばいきんまんをモチーフにした曲である。親曰くアンパンマンが当時大好きだった自分はこの曲ばかりを再生して欲しいと頼んでいたという。
これはボーカルのハルくん作詞の曲であり、彼自身をばいきんまんに例え、"のけもので何が悪い!だったらお前が寄ってくるな!"という解釈の歌詞である。Theピーズの曲はメロディもシンプルで歌詞も決して文学的とは言えない。ただそこに全てのかっこよさがあると思っている。バンド全体の気だるさ、テクニックを前面に押し出さない男気、そしてとにかく歌がいいことがピーズの魅力であると個人的に思う。

2曲目はRedHotChiliPeppersのBy the wayである。言わずと知れたアメリカの人気バンド"レッチリ"の有名曲である。
これも当時家でよくかかっていたので、自然に耳が覚えてつい口ずさんでいたという一曲である。今も時々レッチリを聞くが、未だ色褪せない名曲である。
レッチリといえば、2006年にフジロックにてライブを見たことも記憶に残っている。7歳だった当時、フェスというものが何なのかよく分かっていなかったが、確かにその時のライブの記憶は一部だがよく覚えている。チャドからジャムを経てCan't Stopに至る所がやっぱり何回思い出しても最高で、YouTubeにもそのライブ映像が残っているので、是非見てみて欲しい。

3曲目はPoralisの光と影である。
フィッシュマンズの元メンバーなどのプロジェクトであるPolarisも小さな頃からよく聞き、自分の中でルーツとなっている。生まれた頃にはフィッシュマンズの佐藤氏は既に亡くなっていた自分にとってはフィッシュマンズよりもPolarisを耳にする機会が多かった。その中でもこの曲は何十回と聞いて当時から今までずっと大好きな曲である。
ダブなど繰り返しが多く、浮遊感に包まれていて、またそれほど歌が多い部類ではないが、それがかえって小さい頃にハマった要因ではないかと思う。

小学生の頃好きだった曲、中学生の頃好きだった曲など今回紹介できなかったルーツミュージックについてもいずれ紹介できたらと思う。

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