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Profit is better than fame.

More profit and less honour.」とも訳せそうですが、
名を捨てて実をとる」という考え方は従来からあります。

前回のシリーズは終わってしまいましたが、
ドクターX 外科医・大門未知子」(テレビ朝日)のドラマが好きで
よくみていました。神原 晶役の岸部一徳さんが、毎回メロンを持って来て、
院長に請求書をを出すシーンをみる度に、「名を捨てて実をとる」の言葉を
思い出します。
逆の立場で考えると、「得を取るより名を取れ」ということです。
今は名を取っておくことが、今後の得になるという判断があればこそです。
ある意味、WIN-WINの関係で、どちらにもメリットがある場合に成立する構造なのでしょう。

子供の頃、父親が時代劇の「水戸黄門」を毎回、楽しみにみていた記憶が
あります。
ふと考えると「ドクターX」の「私、失敗しないので」と「水戸黄門」の
印籠を取り出して「ええ~い、控えぃ控えおろう! この紋所が目に入らぬか!」という決め台詞がどちらもあって、結局、時代や設定が違っても
同じようなこと(勧善懲悪)を楽しんで、どこかスッキリした気分
なりたいのかなあと感じます。
あくまで娯楽番組として制作されているのて、実際の医療現場とは違う
いろいろな点を指摘するような野暮なことはもちろん考えません。

ドラマは現実とは大きく違ったり、あり得ない設定をすることができる
ので、それ自体の面白さもありますが、案外、大切なことに気付かせて
くれる場合もあるので、これからも楽しみたいと思います。


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