宿題:ドラゴン桜は当時何故話題となったのか。対立構造を軸に答えよ。

勝手にQ&Aしてみましたw
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回答:「時代・教育変遷から見るドラゴン桜について」

ドラゴン桜
三田紀房による日本の漫画作品。2003年から2007年まで、講談社の漫画雑誌『モーニング』にて連載。
単行本は全21巻、話数は全194話。

概要
ドラゴン桜[2003-2007]
元暴走族の駆け出し弁護士・桜木建二(さくらぎ けんじ)は、経営破綻状態となった落ちこぼれ高校、私立龍山高等学校の運営問題を請け負うこととなった。
始めは清算を計画していた桜木だったが、破綻を回避し経営状態を良くするためには、進学実績を上げるのが手っ取り早いと考え、5年後に東大合格者100人を出す計画を考案する。
かつて受験指導に大きな実績を上げた個性溢れる教師を集めながら、開設した特別進学クラスに人生を諦めかけていた水野直美(みずの なおみ)と矢島勇介(やじま ゆうすけ)を迎え入れた桜木は、彼らに様々な受験テクニックや勉強法を教えていく。受験の結果、水野は東大に合格し進学、矢島は不合格となったが翌年の再挑戦を表明する。

—--
poin
元暴走族という異色の肩書きを持つ弁護士による龍山高校の再建
東大合格という通常目標にもしないような目標を掲げる
目から鱗な勉強法や受験テクニックを駆使
キャストの生活環境が時代にマッチ
公開された年(2003)

時代背景
2003年は教育だけでなく時代の大きな転換期

明治維新後の「読み・書き・そろばん」を広めた事による基礎学力の向上が
敗戦後高度経済成長に活きる。その後
受験戦争期に入るが、激化する受験戦争による学力格差や、公立高校の学力均一化による校内暴力、いじめ、不登校が増え、欧米では廃止の方向であった「ゆとり教育」を取り入れる事となる。

1980年以降の「ゆとり教育」や「バブル崩壊」後の学歴社会の崩壊、不況などの煽りを受け目標を見失った大人や勉強する意義を見失った学生が増加。

2000年
に入り時代の大きな転換期を向かえ「学力低下論争」が勃発
これまで推し進めてきた「ゆとり教育」から「確かな学力」「学力向上」などの「学びのすすめ」が文科省から発出。
この時、文部省から文部科学省へと再編。

この様な時代背景の元、
日本や自身の生活をどうにかしたいと強く願い、
興味関心を持つ幅広い層に受け入れられる。

—--
hint:名言

成功者には、元々持ち合わせた才能がある。と言う「定説を覆す名言」が多く含まれ、
今までゆとりある生き方をしてきた人達へ厳しい言葉が降ってくる点も刺激的であり、
競争相手は自分自身だと自己を見つめる様訴える。

など、
これまでの時代での定説とは真逆の提言をしている。

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