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パッションとグルーブの両立っていうなんだかわからんけど盛り上がった話

こんにちは。
すっかり遠ざかっていってしまうnote。
"習慣を身につけるコツは1日も休まないこと"と聞いちゃぁいるけど実行できないのが僕です。
わりかし続いているのは車の中での音声入力のメモくらいなもんです。
YouTubeのネタを色々と考えては撮影をしていますが、やればやるだけ何を最初に投稿したら良いかわからんくなって踏み込めなくなってしまってます。
とりあえず投稿していくスタイルも嫌いじゃないのですが、ブレブレの内容を投稿して飽きられるのも癪なので方向性固めてから再トライします。

さて、今回は先日あった飲み会の席で盛り上がった話を書きます。
パッションとグルーブについて。


パッションとグルーブの両立

パッション。
情熱とか、熱量とかそんな意味で使ってきた言葉です。

グルーブ。
ノリとかフィーリングとかという意味で使ってきた言葉です。

ざっくり言うとこの2つが必要なんだよ!っていう話で盛り上がりました。
パッションだけではダメだ。
グルーブだけでもダメだ。
飲み会のメンバーは事業を起こしている人ばかりで、皆、両立が大事だよという話をしていました。

その内容を思い返しながらまとめていきたいと思います。


パッションの傾向

情熱を持ち、勢いで駆け抜けるタイプ。
火がつくと真っ直ぐに突き抜けようとするが周りが見えず勢い虚しく火が消えてしまうこともある。
音を鳴らすスピーカーのイメージ。
0から1を始めるパワーがあるが、突然の爆音に周囲が困惑することもある。

グルーブの傾向

熱量を伝え、周囲を巻き込んで広げるタイプ。
火を見つけて増幅させることが得意だが、同調意識だけで群れると酷くダサい。
音質を調整するアンプのイメージ。
1を10に変えるパワーを持つが、0から1を始めるのは苦手とする。

ざっと傾向をまとめてみましたが、完全にパッションだけの人、グルーブだけの人というのはいないようです。
パッション寄りの人とグルーブ寄りの人がいるだけで、100%の人はいない。
そして、どちらが優れているということも無い。

傾向を見ればバランスが大事だということがわかる。
なんとなく、パッション全開の人についていくのは疲れてしまいそうな気がするし、グルーブ全開も場の空気に酔いそうな気がします。
ケースバイケースでパッションが必要な時とグルーブが大事な時がわかれるし、そこを理解することがポイントとなるようです。

0から1を始める力<1を10に変える力

とは言え、今の時代においてグルーブを生む能力の重要度は非常に高くなっているのが事実です。
"全く新しい何か"を始めるということのハードルの高さは異常値に達しています。
①情報の収集が簡単になったこと
②データが残るようになったこと
それによって新しいものをパクることが容易くなったからです。

何かものづくりをしたとして、それがあっという間にパクられる時代。
そこにどうやって上昇価値を乗っけるのかが重要になってます。
YouTubeもそうですが、
やってみた系、教育系、ビジネス系、ルーティン系、、見渡せば同じネタで何人もの人が同じ様なことをやっています。
その中でどうやって価値をつけるか。
そこを考えた時に
○パッション1つで突き抜けるパワーを持つ
のか、
○グルーブを生む力で世界観をつくる
のか。
どっちも重要ですが、見えない荒野で戦い続けるよりもグルーブを感じる世界で戦うことの方が今の時代に合っているように思います。
何せ、情報の拡散が何をするにしても重要となっていますから。

"個"の時代と言われながらも、正確には、
個が持つ"集"の時代が今。
単身で突き抜ける最強のサムライではなく、
全体を鼓舞できる最強の殿(しんがり)が必要なんだと思う。

燃えかたの違い

パッションとグルーブは燃えかたにも違いがあるように思う。

スラスラ流れる会話、リズム、熱量。
そのどれもが倍増していく。
燃え広がるっていうイメージがグルーブの燃えかたってやつです。
→加速度的に燃え広がるグルーブ。

閃き、勢い、パワー。
個人が内に秘めた思いを爆発的に発揮するのがパッション。
→瞬発的に燃えるパッション。

こう見るとパッションが火付け役、グルーブが広げ役って感じです。

漫画キングダムを読んでるとなんとなーく、パッション系のキャラとグルーブ系のキャラが見えてきて、その両立ができているキャラが最強のポジションにいます。
武将とか、戦系の漫画は一対一の戦いが少ない為、キャラクターの色を変えて役割を分けることが多い。
パッション系(武将)とグルーブ系(殿)に分かれていく傾向があるように感じます。

圧倒的なパッションがあればグルーブも生まれやすい。
主人公がアツい奴であればあるほどチームが強くなるという展開です。ワンピースも正にそう。
個の持つパワーをチームが強くしていく。
パッション×グルーブのチーム力が漫画を通して感じられます。


消えないパッションを持つ

少年漫画や戦モノを読んでるとアツくなってきます。
スポーツ漫画もそうなのですが、主人公のパッションに引っ張られてチカラがみなぎる。
その根幹にあるのは消えないパッション。
アツアツのパッション。
(書いてて暑苦しさに笑った笑)
そんな漫画の主人公のような燃えたぎった思いみたいなものがある人は、その熱量を広げる方向に持っていくことで大きな影響を与える。
パッション強めの人は消えないパッションを持つことが大事だと思う。

周囲には"若い"だとか言われるだろうけど関係ない。
失敗とか周囲のヤジに負けなければ漫画の主人公のように大きな影響を与えることができる。

パッション強めの人は消えないパッションを持つことをオススメします。
そのパッションが誰かに火をつけるかもしれない。

巻き込める空気感を持つ

グルーブは生み出すモノというよりは、感じとるモノだと思う。
対局を見て、何が根幹にあるのかを見つける観察眼を鍛えることで流れが読めるようになる。
本質を見つけ、その核となるモノを見つけだし、そのモノゴトの根幹を引っ張り出して周囲に伝播するのがグルーブを生み出す能力。
押しつけたり、無理をさせずにそのモノゴトの本質をポンっと出すことでグルーブは生まれる。
正解、不正解の二択では無いという状態において、その本質を理解していることは大きい力に変わる。

グルーブを感じとる為には入り込める土台をつくることが大事だと思う。
余白というか、曖昧なモノであればあるほどノリとリズムをつくり、空気を作ることが求められる。淀んだ場所に答えは生まれない。

ノリとリズムが生まれれば流れができ、その中で本質をわかっていれば人を巻き込むことができる。
巻き込む空気感を持つことは、観察眼と淀みを無くして余白をつくる能力が合わさって初めてできることです。

グルーブを感じとるには対局を見る観察眼を鍛えると良いと思います。
一度流れができれば強力な波に変わります。
その波を起こせば大きなパワーが生まれるでしょう。

エネルギーを形成するもの

なんとなく、パッションとグルーブの関係性が見えてきました。
書きながら整理されてくので最初に書いてたことからズレてきていますが、、笑

結局パッションもグルーブも大事!ってことに着地しました。書き初めはグルーブが今の時代大事だ!と思っていましたが。。
パッションもグルーブもエネルギーを発生させる上で必要不可欠というところでは共通です。
時代があり、流れがあり、変化もあり、
今後もどんどん変わっていくでしょう。
それでも変わらないのは、人間が発生させるエネルギーは大きな影響を与えるってことです。

人のエネルギーを形成するものは人によって生まれる。
そこのところはいつになっても変わらないのではないか。
熱狂できるアツいパッションも、流れをつくるグルーブも、どちらも日々の変化に合わせて進化しているように思います。

不感症のように、ボーっと日々を過ごす人生を歩むのか、エネルギーを発揮して影響を与えるのか。
大なり小なりのインパクトはあれど、僕は後者を選びたいと思う。

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