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掛け合わせれば最強!?【召喚フェニックス】入門書

こんにちは〜みりおんです。今回は僕が8/15の月夜CSと8/29の足立CS in 愛知で使用した「D-HERO」ギミックを入れた「召喚獣」デッキ、【召喚フェニックス】について解説していきたいと思います!

戦績とデッキレシピ


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月夜CSでは、

60召喚シャドール ×◯-
HERO ×◯◯

の1-0-1、足立CS in 愛知では、

サンダードラゴン ×◯◯
アダマシア ◯×◯
サンダードラゴン ◯◯
鉄獣戦線 ◯×-

の3-0-1と、どちらもチームの勝敗が噛み合わずトーナメントまでは上がれませんでしたが、戦績合計4-0-2の負けなしなのでいい線を行っていると思っています。

【召喚フェニックス】の強み

このデッキの強みとしては、

・「召喚獣」ギミックの《召喚獣メルカバー》による妨害と実質的恒久リソース
・「D-HERO」ギミックの《D-HERO デストロイフェニックスガイ》による妨害と返しのターンのリソース
・上記2つの強みが掛け合わさったときの妨害とリソース面の充実

が挙げられます。順に説明していきます。


・「召喚獣」ギミックの《召喚獣メルカバー》による妨害と実質的恒久リソース

《召喚師アレイスター》1枚で《聖魔の乙女アルテミス》を経由することにより《召喚魔術》から《召喚獣メルカバー》を出すことができます。《召喚魔術》で《召喚師アレイスター》を回収することでギミックが循環し実質的な恒久リソースになっています。ここまでは以前の【召喚獣】デッキと同じ強みでした。


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・「D-HERO」ギミックの《D-HERO デストロイフェニックスガイ》による妨害と返しのターンのリソース

現在流行している《フュージョン・デステニー》から《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出す「D-HERO」ギミックはこのデッキにおいても非常に強力で《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》のセットも返しのターンの動きに貢献してくれます。

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・上記2つの強みが掛け合わさったときの妨害とリソース面の充実

《召喚獣メルカバー》と《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が両方出たとき、質の良い2妨害と手札の《召喚師アレイスター》と墓地の「D-HERO」のリソースがあるので優位に試合を運べます。そして「召喚獣」ギミックと「D-HERO」ギミックは《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の存在もあり、割と簡単に掛け合わせられるので意外と簡単に両ギミックが成立します。
《暴走魔法陣》や《クロシープ》などのお互いのギミックに噛み合いのあるカードも存在するので相性も良いです。

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固定枠と自由枠について

使用したデッキレシピの《PSYフレームギア・γ》、《PSYフレーム・ドライバー》以外のメインモンスター、《抹殺の指名者》《金満で謙虚な壺》の枚数以外の魔法、《無限泡影》最低1枚については固定枠だと思っています。


「トリックスター」ギミックについては、

・《テラフォーミング》の選択肢の増加
・《トリックスター・ライトステージ》or《トリックスター・キャロベイン》+《召喚師アレイスター》の組み合わせによる《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》+《召喚獣メルカバー》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の盤面
・《トリックスター・キャンディナ》か《トリックスター・ライトステージ》1枚で《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の盤面

と3枠使ってできることとしてはかなり小回りが利くので固定枠だと考えています。

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「召喚獣」ギミックについては、《召喚師アレイスター》《暴走魔法陣》は1枚初動なので《召喚魔術》以外は最大枚数をとっています。
《召喚魔術》1枚では初動ではなく、素引きでは《召喚師アレイスター》も引けてなければ意味をなさないカードなのですが、採用枚数が1枚だけの場合《召喚魔術》を素引きしている時に《召喚師アレイスター》の効果発動を宣言できないデメリット、2枚目があることによる《召喚魔術》連打で打点を確保できるなどのメリットも存在するので、《召喚魔術》は2枚にしています。

「D-HERO」ギミックについては後ほどの項目で詳しく解説します。

また、《PSYフレームギア・γ》、《PSYフレーム・ドライバー》、《抹殺の指名者》は人によって採用の有無と枚数が分かれるところだと思います。

《PSYフレームギア・γ》、《PSYフレーム・ドライバー》は相手によって止められにくい手札誘発で、また《抹殺の指名者》の宣言先としても役割があるので採用したいカードでした。特に、相手から《PSYフレームギア・γ》を初動の《召喚師アレイスター》に当てられると《召喚魔術》を素引きしていても墓地に光属性がいない状況になりそのままターンを渡すこともあるので、《抹殺の指名者》で宣言できれば相手の手札に《PSYフレームギア・γ》が残るものの《召喚獣メルカバー》の成立は目指せることから採用しています。

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《抹殺の指名者》は、《増殖するG》をもらったときが重い場合が多くかなりこのデッキでは相手に打たれるのを嫌っています。また《召喚魔術》の発動時に墓地にある《召喚師アレイスター》に《墓穴の指名者》をもらうと融合ができない、または手札で融合しなければならず、かなり厳しいのでもろもろの汎用カードを弾ける《抹殺の指名者》は3枚の採用にしています。

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《金満で謙虚な壺》は初動確保の面や手札の質を上げる面としてはかなり使いやすいカードなのですが、複数回打てる構築にはしていないので2枚が限度かなと思っています。

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そして残りの自由枠は7枚なのですが、僕の構築では全て罠にあてています。
理由としては「召喚獣」ギミックや「D-HERO」ギミックを引けていても最初に構えられる盤面の妨害は《召喚獣メルカバー》《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の最大2妨害で、《召喚獣メルカバー》のみ、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》のみの1妨害で終わることもよくあり突破されることも多いので、「召喚獣」「D-HERO」ギミックの補助よりは罠で補う方がギミックも引きすぎずに相手の妨害ができると考えました。
ここの考え方に関しては次の項目、構築の変遷と不採用カードについて で解説しているので詳しくはそちらをご覧ください。

自由枠の罠に関しては《センサー万別》《神の通告》《天龍雪獄》を採用しました。

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《天龍雪獄》は、打つタイミングのない相手があまりおらずこのデッキは【エルドリッチ】が苦手なので採用しているのですが他にしっくりくる罠があればそちらに変えると思います。
《センサー万別》はこのデッキに採用できる永続罠として一番強く、【相剣】などの種族統一テーマのデッキに効果的で、自分が「D-HERO」の展開をするときでも事前に《D-HERO デストロイフェニックスガイ》で解除でき、相性も悪くないので採用しました。
《神の通告》は先でも後でもある程度の強さは保証されていて、無難に強い罠ということで採用しています。現在「D-HERO」ギミックが様々なデッキに出張されているので《フュージョン・デステニー》にも打てる《神の警告》でも良いかなとも思っていますが、《神の通告》の方が後手の強さが違うので現状は《神の通告》にしています。

構築の変遷と不採用カードについて

構築を考えていた最初の段階では《アーティファクト-ダグザ》《アーティファクト-デスサイズ》とリンク2を立てやすくするためのカードを入れて、罠は《無限泡影》のみの構築にしていました。

しかしデッキを使用していく過程で、《禁じられた一滴》や《冥王結界波》、《無限泡影》などのモンスターの妨害を踏むカードに対して、手札にある誘発でしか抗う手段がないことに気づきました。ですが手札誘発を増やしても妨害としてのパワーが低く、上記のモンスターの妨害を踏むカードに対しての対策にはあまりなり得ませんでした。また、リンク2を作るギミックを引きすぎても《アーティファクト-ダグザ》《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》を同時成立させない限り妨害は増えないので、リンク3までしか増えないという手札の時に困る場面もあり、リンク2を作るギミックを増やしてもこのデッキでは方向性が違うという結論になりました。

そこで罠を採用して、モンスターとバックで妨害を分散させておけば良いのでは? と考えました。罠であれば「召喚獣」ギミック、リンク2を作るギミック及び《フュージョン・デステニー》のどちらか片方もしくは両方を引いてもプラスで妨害を生んでくれるので、罠が問題を解決してくれました。

よって、リンク2を作るギミックとして《黒き森のウィッチ》《ジェスター・コンフィ》のセットか《Em トリック・クラウン》どちらかの採用を考えていたのですが、不採用になりました。

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「D-HERO」ギミックにおいてのモンスターの選択理由

このデッキでは「D-HERO」ギミックの融合素材として《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》のセットを採用しています。

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「D-HERO」ギミックを採用する際の他の選択肢として、《D-HERO ダッシュガイ》《D-HERO ディバインガイ》のセットもあります。

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《D-HERO ダッシュガイ》《D-HERO ディバインガイ》の利点としては、《D-HERO ディバインガイ》の2ドローが強力であるという点、《D-HERO ダッシュガイ》でドローフェイズにモンスターを引くとそれをフィールドに出せるという点です。
しかし、《D-HERO ディバインガイ》の2ドローは魅力的であるとしても、このデッキでは《召喚魔術》の効果で《召喚師アレイスター》が手札にあるという前提があります。《D-HERO ディバインガイ》の発動条件として手札が0枚でないといけないので、《召喚師アレイスター》を先に出して、サーチした《召喚魔術》をセットするという過程が必要です。
また、《D-HERO ダッシュガイ》の効果は特殊召喚であるため《召喚師アレイスター》を引いてもサーチ効果は使えず、他のモンスターも引いても旨味があるものが少ないため、《D-HERO ダッシュガイ》の効果によるリターンはほとんどないです。

比べて、《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》のセットでは、このデッキでは《フュージョン・デステニー》を打った次の自分ターンまでに《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が生き残る、または生き残らずとも《召喚師アレイスター》があればワンキルが成立します。
《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が生き残っている場合のワンキルルートを解説します。

状況としては、

・《D-HERO デストロイフェニックスガイ》がフィールドの中央か左端か右端にいる状態
・《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》が墓地にいる状態
・デッキにもう1枚《D-HERO ディアボリックガイ》がいる状態

手順としては、



①《D-HERO ディアボリックガイ》の墓地効果でデッキからもう1枚の《D-HERO ディアボリックガイ》を特殊召喚。
②《D-HERO ディナイアルガイ》の墓地効果で自身を特殊召喚。
③《D-HERO ディナイアルガイ》の特殊召喚された時の効果で除外されている《D-HERO ディアボリックガイ》をデッキトップに置く。
④《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》の2体で《D-HERO デストロイフェニックスガイ》がリンク先にいるようにして《クロシープ》をリンク召喚。
⑤《D-HERO ディアボリックガイ》の墓地効果でデッキトップの《D-HERO ディアボリックガイ》を《クロシープ》のリンク先に特殊召喚。
⑥《クロシープ》の効果で墓地にいる《D-HERO ディナイアルガイ》を特殊召喚。
⑦《クロシープ》《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》の3体で《ヴァレルソード・ドラゴン》をリンク召喚。

これで《ヴァレルソード・ドラゴン》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の盤面となるので、3000+3000+2500=8500となりワンキルが成立します。

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また、相手のライフが7800以下の場合、《トロイメア・ユニコーン》を経由して《アクセスコード・トーカー》を出し、1枚デッキバウンス2枚効果破壊して《アクセスコード・トーカー》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の盤面となり、5300+2500=7800でライフを取り切れます。

このように、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》や「召喚獣」を置いても反応する《クロシープ》を採用してあることでワンキルが可能になっているため、《D-HERO ダッシュガイ》《D-HERO ディバインガイ》を採用するより、素引きが嫌なカードが1枚増えてでも《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》の採用のリターンがあまりにも大きいので《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》のセットを採用しています。

EXデッキの採用理由

《召喚獣アウゴエイデス》

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現環境では相手の《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を融合素材にして出すことも多いです。融合召喚成功時と相手モンスターの特殊召喚成功時にモンスター破壊できるので捲りとしてもその後の妨害としても使えます。打点アップの効果も備えているのでワンショットキルするときにも使うことが多いです。

《召喚獣カリギュラ》

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《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を融合素材にして出すことの多いモンスターその2です。相手が《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》を融合素材にしている場合はこちらを出すことも多いです。

《召喚獣プルガトリオ》

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主に《転生炎獣アルミラージ》《灰流うらら》を融合素材にして出します。相手が横並べしてきたときや《PSYフレームギア・γ》《PSYフレーム・ドライバー》を守備表示で出してきたときはこいつで連パンして咎めてあげましょう。

《召喚獣メルカバー》

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このデッキの妨害の要その1。無効除外は本当に強いです。他のデッキではそのターン中使わなかった《抹殺の指名者》などを伏せてしまいがちですが、このデッキは《召喚獣メルカバー》の存在で魔法を手札に残したい場面が存在するため考えてプレイしましょう。

《D-HERO デストロイフェニックスガイ》

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このデッキの妨害の要その2。書いてあること全部が強いです。《暴走魔法陣》が発動してある状態でこのカード自身の融合召喚成功時に②の効果を使えば相手の妨害を貰わずに安全に破壊できます。

《転生炎獣アルミラージ》

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《召喚師アレイスター》をこのカードに変換して効果破壊カードを打たせないようにする役割と、炎属性を供給して《召喚獣プルガトリオ》の融合素材になる役割があります。また、《召喚師アレイスター》の変換によって場にこのカードを残せるので《召喚魔術》で実質リンク数を増やすことにもつながります。

《聖魔の乙女アルテミス》

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《召喚師アレイスター》を光属性に変換する役割で、モンスター効果は使いません。注意点が《センサー万別》の発動状態で《召喚師アレイスター》をこのカードに変換できない点です。

《クロシープ》

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先ほども解説しましたがワンキルの中継点として使用します。あまりない場面ですが《D-HERO ディナイアルガイ》自身の蘇生効果を使った後でも別のターンにこのカードの効果で蘇生すれば《D-HERO ディナイアルガイ》のトップ操作効果は使えるので《D-HERO ディアボリックガイ》を再度使用できます。

《トロイメア・フェニックス》

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相手の《王宮の勅命》などの永続を割る、見えていないバックを踏む役割ですがあまり使う場面に遭遇していません。ですがこのカードでないとダメな場面もあるので入れてあると言った感じです。

《I:Pマスカレーナ》

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《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出したがゲームから除外やバウンスなどで処理されて、リソースが墓地の《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》のみという盤面で《I:Pマスカレーナ》+ 《D-HERO ディアボリックガイ》という盤面で返して相手ターンにリンク召喚を行い《トロイメア・ユニコーン》によるバウンスの妨害をするために使います。状況が限定的ですがこの場面に遭遇することもあるので入っています。

《トロイメア・ユニコーン》

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先ほどの《I:Pマスカレーナ》での妨害の他、《超雷龍ーサンダー・ドラゴン》《ブロックドラゴン》などの破壊耐性持ちへのバウンスによる対処、《アクセスコード・トーカー》の中継点としても使える役割の多いカードです。

《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》

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《フュージョン・デステニー》をコピーする最強リンク2です。効果の発動に《無限泡影》などの効果無効を当てられたらモンスターを特殊召喚できない制約はつかないので、例えば手札に《フュージョン・デステニー》があれば打てます。

《ヴァレルソード・ドラゴン》

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ワンキルのお供です。引いているのが「D-HERO」ギミックだけの場合《アクセスコード・トーカー》ではライフを取り切れないところをこのカードは取ってくれます。

《アクセスコード・トーカー》

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「D-HERO」ギミックのみだとワンキルには《ヴァレルソード・ドラゴン》に軍配が上がりますが、他のギミックが絡んでる場合などにはこちらも強力です。

サイドデッキの採用理由

《海亀壊獣ガメシエル》《粘糸壊獣クモグス》

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主に【ドライトロン】【サンダー・ドラゴン】や「D-HERO」ギミックを採用しているデッキなど、モンスターの置物が中心のデッキへのメタとして採用しました。
【ドライトロン】へは《崇光なる宣告者》《神光の宣告者》のメタ、【サンダー・ドラゴン】へは《超雷龍-サンダー・ドラゴン》《雷神龍-サンダー・ドラゴン》へのメタ、「D-HERO」ギミックを採用しているデッキはもちろん《D-HERO デストロイフェニックスガイ》へのメタとして入れます。また、東海地方の分布傾向として展開系が多いということもあるので、モンスターによる妨害を踏める「壊獣」を採用しています。
ちなみに「壊獣」の中からこの2枚にしている理由は《召喚獣メルカバー》が上から殴れる打点だからです。

《原始生命態ニビル》

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これも東海の分布傾向から複数枚はサイドデッキに欲しいと思い2枚にしています。《抹殺の指名者》の宣言先としての先攻のサイドチェンジでこのカードを入れる行為は《召喚獣メルカバー》の存在からほぼしていません。

《獣王アルファ》

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バウンスした後もう一度出してリンク素材にできる、《フルール・ド・バロネス》や《相剣大師-赤霄》などを戦闘で倒せる、自分の出した「壊獣」と一緒にバウンスして再び「壊獣」を押し付け《獣王アルファ》を出せるなどの役割があり採用しました。

《ダイナレスラー・パンクラトプス》

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こちらはバックも割れますが打点で《フルール・ド・バロネス》をうまく踏めないため《獣王アルファ》と役割が違います。どのデッキにも後手で満遍なく入れられるカードなので採用しています。

《アーティファクト-ロンギヌス》

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【電脳堺】【鉄獣戦線】【幻影騎士団】などへのメタとしてはもちろん、このデッキ自体も苦手としているので先攻のサイドチェンジではほとんどの対面に《抹殺の指名者》の宣言先として入れています。

《ハーピィの羽根帚》《ライトニング・ストーム》

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ほぼノーリスクでバックを剥がせるカードのため採用。【エルドリッチ】がかなり苦手なのでパワーのあるこの2枚を入れました。特に《ライトニング・ストーム》はモンスターとバックで妨害が分散しているデッキに対しても強いので採用しています。

《サイクロン》《コズミック・サイクロン》

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どちらもいい点悪い点あるのですが、共通なのは速攻魔法のバック破壊カードである点。《王宮の勅命》《スキルドレイン》などの永続罠を発動にチェーンして割りたいので採用しています。

《拮抗勝負》

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こちらも罠ビート系へのメタカードとして入れました。《天獄の王》の登場で《ハーピィの羽根帚》《ライトニング・ストーム》などによる破壊が効かないこともあるので、裏側除外でバックを剥がせるこのカードを入れているのですが《スキルドレイン》などの永続罠を維持されて負けてしまうこともあるので魔法のバック割りと分散させています。

《次元障壁》

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先攻用のカード兼後手での《抹殺の指名者》の宣言先です。【相剣】など特定の召喚法のみを使う相手に対して強く出られる他、このデッキも《次元障壁》が重いので、入れてきそうな相手に後手で《抹殺の指名者》の宣言先として1枚入れることもたまにあります。

サイドチェンジについて

ざっくりとしたものになりますが、主要な各対面のサイドチェンジについての入れ替え表です。
【電脳堺】【相剣】【閃刀姫】【エルドリッチ】【シャドール】【鉄獣戦線】【ドライトロン】【プランキッズ】へのサイドチェンジについて書いています。

・【電脳堺】

先攻時

in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《原始生命態ニビル》2枚

out 
《無限泡影》1枚
《センサー万別》2枚

後攻時

in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《原始生命態ニビル》2枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚
《海亀壊獣ガメシエル》1枚
《粘糸壊獣クモグス》1枚

out 
《無限泡影》1枚
《センサー万別》2枚
《金満で謙虚な壺》2枚
《抹殺の指名者》1枚

・【相剣】

先攻時

in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《次元障壁》2枚

out 
《PSYフレームギア・γ》2枚
《PSYフレーム・ドライバー》1枚

後攻時

in 
《獣王アルファ》1枚
《原始生命態ニビル》2枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚
《海亀壊獣ガメシエル》1枚
《粘糸壊獣クモグス》1枚

out 
《天龍雪獄》2枚
《抹殺の指名者》3枚
《神の通告》1枚


・【閃刀姫】

先攻時
in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《ハーピィの羽根帚》1枚
《サイクロン》1枚
《コズミック・サイクロン》1枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚

out 
《PSYフレームギア・γ》2枚
《PSYフレーム・ドライバー》1枚
《センサー万別》2枚

後攻時
in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《ハーピィの羽根帚》1枚
《サイクロン》1枚
《コズミック・サイクロン》1枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚
《ライトニング・ストーム》1枚
《拮抗勝負》1枚

out 
《PSYフレームギア・γ》2枚
《PSYフレーム・ドライバー》1枚
《センサー万別》2枚
《天龍雪獄》2枚

・【エルドリッチ】

先攻時
in 
《ハーピィの羽根帚》1枚
《サイクロン》1枚
《コズミック・サイクロン》1枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚
《ライトニング・ストーム》1枚
《拮抗勝負》2枚

out
《無限泡影》1枚
《抹殺の指名者》3枚
《PSYフレームギア・γ》2枚
《PSYフレーム・ドライバー》1枚

後攻時

先攻時と同様のサイドチェンジ

・【シャドール】

先攻時

in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《次元障壁》2枚
《コズミック・サイクロン》1枚
《サイクロン》1枚

out
《センサー万別》2枚
《天龍雪獄》2枚
《神の通告》1枚

後攻時

in
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《次元障壁》2枚
《コズミック・サイクロン》1枚
《サイクロン》1枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚
《獣王アルファ》1枚

out
《センサー万別》2枚
《天龍雪獄》2枚
《神の通告》3枚


・【鉄獣戦線】

先攻時

in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《サイクロン》1枚

out
《センサー万別》2枚

後攻時

in
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚
《原始生命態ニビル》2枚

out
《センサー万別》2枚
《天龍雪獄》2枚

・【ドライトロン】

先攻時

in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《次元障壁》2枚
《原始生命態ニビル》1枚

out
《無限泡影》1枚
《金満で謙虚な壺》2枚
《抹殺の指名者》1枚

後攻時

in
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《原始生命態ニビル》2枚
《海亀壊獣ガメシエル》1枚
《粘糸壊獣クモグス》1枚

out
《抹殺の指名者》3枚
《神の通告》2枚

・【プランキッズ】

先攻時

in 
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《次元障壁》2枚
《コズミック・サイクロン》1枚

out
《センサー万別》2枚
《天龍雪獄》2枚

後攻時

in
《アーティファクトーロンギヌス》1枚
《コズミック・サイクロン》1枚
《サイクロン》1枚
《ダイナレスラー・パンクラトプス》1枚
《原始生命態ニビル》2枚

out
《センサー万別》2枚
《天龍雪獄》2枚
《抹殺の指名者》2枚

《金満で謙虚な壺》の除外優先度

状況にもよりますが、こちら先攻で相手のデッキ不明40〜42の場合初動であれば、《召喚獣カリギュラ》、《トロイメア・フェニックス》、《I:Pマスカレーナ》の3枚を除外します。

《トロイメア・フェニックス》は相手が罠デッキだった場合、《I:Pマスカレーナ》は《フュージョン・デステニー》しか初動がない場合に温存が考えられます。
《フュージョン・デステニー》の発動後であれば《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》は除外のコストです。
《灰流うらら》がどちらかのプレイヤーの墓地にある場合は《転生炎獣アルミラージ》もコストとして考えられます。

まとめると、《召喚獣カリギュラ》、《トロイメア・フェニックス》、《I:Pマスカレーナ》、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》、《転生炎獣アルミラージ》が除外コストとして候補であり、ほぼほぼ

《召喚獣カリギュラ》+その他4枚から状況に応じて2枚を選ぶ

という感じです。

もちろん《召喚獣カリギュラ》が必要な場面も存在するので考えて除外しましょう。あと、自分の体感では《トロイメア・フェニックス》も要らない寄りです。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

【召喚フェニックス】を使っていてまだCSで負けはないものの、横の噛み合いでトーナメントまではまだ上がれていないので、今後ももっと勝てるデッキになるように仕上げていきたいと思っています。勝てる良いデッキなので皆さんも興味を持ちましたらぜひ組んでみてください。

それでは今回はこの辺で〜。

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