経過報告〜5月2週目〜
多々ありましたが、今週も無事終えることができました。まず、月曜日は生徒会でした。担当の先生とは前から、今週に自己紹介をすることを話していました。
できたかというとできました。私がしやすいようにかは分からないけど、席で4人ずつになって、そのグループの中で1人ずつ自己紹介をして、終わったら半分は違うグループと交代する、回転寿司みたいな形式でやっていきました。4回あって、4回ともできました。これはまたとない機会だと思って、場面緘黙症のことも話したし、教室に入れないから助けてほしいことも話しました。すると、そのあとの活動でも話しかけてくれてやっと友達ができたと思いました。
できたのに、火曜日と水曜日はしんどすぎて(気持ち的に)、多分先生すら近寄りがたいような顔をして過ごしていたと思います。水曜日は進学コースの時間に何もできなくて、苦し紛れに高専の倫理の先生にメールを書きました。すぐには返事は来なくて、家に帰ってから返事も返ってきました。
これを見て、作文が読めたあと、最後に高専に行ったときのことを思い出して泣けてきました。高専で何をしていたかというと、ただ新任の先生2人と、夜のあさがおを開催したときの話をしていただけです。高専にいた最後の方は、言いたいことが自然と口から出てきてたな、幸せだったな、と思ったのです。今はさようなら以外学校で声は出しません。喋るタイミングが分からないんです。喋らないことを否定されてから、さらに分からなくなりました。
「(私)が元気だったら何でもいいよ。」という言葉に救われて、昨日(金曜日)、後ろの方の席にいつも座っていると騒がしいから、木曜日に助けてくれたお礼にクイズを出して仲良くなった生徒会の子たちの近くに座ることにしました。クイズをまた出すと解いてくれたけど、そのあとの会話には入れずに、みんなが帰るときバイバイ、とも言われず取り残されました。もうよく分かりません。
と、思っていたらクイズバトルをしている先生が、偶然土日に何するのか聞いてきて、「月曜日から別に来なくていいなって思ってるんです」と書いてみたら座って詳しく話を聞いてくれました。前は動物関係の学校に勤めていたから、犬の話をしてくれました。犬は、人間を見上げると人間だと認識できるけど、人間がしゃがんで、犬と目線を合わせるととたんに吠えてくるそうです。同じ目線の高さになると、犬も距離の詰め方が分からないんだそうです。
「人間も同じで、(私)と生徒会の子たちの目線が同じ高さになったから、相手も(私)もどうしていいか分からないんだと思うよ。ちょっとずつ近づいて、嫌な顔をされたらそこで一歩下がればいい。もし何か言われたら相談して。生徒会の子が嫌だとは一言も書いてないから、そう思ってないんだと思うし、だったら近づいていけばいいよ。」
相談に乗ってくれて、嬉しかったしすっきりしました。来週からもまた来てほしいと言われて、行く気持ちになりました。大人ってなんなんだって思っていたけど、こうやって私の気持ちも分かってくれる人もいるんだなと改めて思いました。来週からもっと頑張ってきます。
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