本番は、これからだ

畑の野菜たちが凄い勢いで実りはじめている。その筆頭はキュウリだ。５月はじめに苗を３本植えたが、いまが最盛期だ。毎日毎日３～５本はとれる。

ズッキーニも凄い。ズッキーニは妻も娘も好きだからと苗を５本も植えた。娘は同居していない。既に結婚して離れて暮らしている。それなのに娘が好きだからという理由で５本も植えるなんてどうにかしている。５本も植えたもんだから次から次へと大きなのがなる。はじめは受粉がうまくいかずに実になりそこねたのがたくさんあったけど最近は順調だ。早朝に受粉を手伝ってやったりもするがそればかりではないだろう。とにかく順調だ。

３番目に凄いのがナスビだ。苗を４本植えた。ナスビは小まめに水やりをしないとだめらしい。今年は基本在宅だから、がんばってやっている。そのせいだろう調子がいい。一時、元気がなかったので少し肥料をやった。するとみるみる元気になりそれから大きくなった。ナスビもキュウリに負けず劣らず毎日２～３本はとれる。今夜は田楽にして食べた。おいしかった。

トマトもぼちぼち赤くなりだした。トマトはいろんな種類の苗を９本も植えた。ミニトマトも赤くなりはじめたし、大きなトマトもすでに４〜５コは食べた。トマトの収穫は完熟になるまで待つ。だからしっかりと甘い。今夜もひとついただいた。しっかり甘かった。

万願寺甘長も、一日か二日おきぐらいに３～４本ずつとれるようになった。これがその名の通り甘い。焼いてポン酢をかけていただくとサイコーだ。ビールにも冷酒ものよくあう。うまい。うまい。

あと、シシトウやピーマンもぼつぼつなりはじめた。キュウリやナスビやズッキーニの連中に混ざって時折だが、とれだした。がんばってほしい。

スイカも期待できそうなのが３つほどある。ずいぶん大きくなっているのもある。一番大きいのは子供用のボーリングのボールぐらいの大きさになっている。しかしどれぐらいで収穫してよいのか。食べ頃がわからない。ついこの間、３日ぐらい前に遠慮がちに叩いてはみたがまだまだの感じだった。スイカの担当は妻でなく僕だ。収穫のタイミングに悩む。

カボチャもどんどん蔓を伸ばしている。塀を乗り越えてお隣の庭まで伸びていきそうな勢いだ。勢いがあるわりには一向に実がならない。どうしたもんかと思っていたら塀の辺りにひとつなっているのを見つけた。やれやれだ。今後に期待したい。

サツマイモは、順調に葉を増やしている。地上に出た葉や茎の感じからしていい感じだ。まだまだ先だが収穫が楽しみだ。

ゴーヤは、今朝みたら小さな実をつけていた。ほんと可愛らしい小さな実だった。夏の暑さでこれからどんどん大きくなっていくのかな。

あと、モロヘイヤにオクラがある。オクラはそろそろとれそうだ。モロヘイヤはまだまだこだからといったところだ。モロヘイヤもオクラも僕は好きじゃない。妻が選んで植えた。どうやら彼女は好きらしい。

今年は在宅での仕事が続いていることもあって野菜苗をいつになくたくさん植えた。５月はじめに植えたのだが６月になってズッキーニを先頭に実りはじめた。凄いなと思う。１カ月少しで小さな苗が実をつけるまでになるなんて。ほんと凄いなと思う。

野菜たちは雨が降るたびにびっくりするほど大きくなる。今日から７月。夏の強い陽射しと時折降る雨で、野菜たちの本番はこれからだ。　1376文字