死ぬのが怖いというどうにもならない不安に立ち向かうためのノート②

タイトルこんな感じだった気がする。前回の続きみたいなものです。



子供を産むなら、冬がいい。
できれば私とおんなじくらいの誕生日。

わたしの子供が同じ思考回路になった時に、冬の方が嬉しいからだ。
同い年より、若い。
それだけ「死」から遠いから。もちろん時間的制約という観点のみにおいて。

あ、でも成人するまでは、ちょっと嫌だったなぁ。成人式でお酒が飲めない。みんな、先に大人になる。

でも今のわたしはなんなら5歳くらいに戻ってもいいくらいに思う。若くて、元気な、身体が何よりも大事だといつも思う。

そう考えると子供は産まない方がいいんじゃないかと思ってきた。
わたしみたいに、死ぬことが怖い人間など。
死ぬことが怖くて、日々恐怖に打ち震えているわたしなどと。
この苦しみを、生まれたら味わうのだから。

子供なんて自己満に思えてきた。
自分の生きた証、生命を繋ぐ。繋がったら、死ぬときの恐怖をずっと繋げてしまう。
ちょっとかわいそう。
死ぬくらいなら、生まれなきゃよかったなんて。

でも、いまはまあ1mmも思わないけれど。
やっぱり、生まれてよかった。死ぬことが怖いことも、立派な生きることなんだろう。



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