音楽が果たす役割

今年は不要不急を避ける文化が形成されて、アーティストにとっては厳しい1年になった。

確かに音楽は生きていくために絶対的に必要なものではないのかもしれない。

それでも音楽が不要というのはあまりに不躾な意見である。

音楽は自己表現できない誰かの代弁者になっている。これだけでも社会的な価値は大いにある。

好きなアーティストのライブに行くのが楽しみで生きている人にとって、音楽は生きがいにだってなる。

私にとってアーティストは希望であり、先生でもある。彼らのいない世界で生きるのはつまらない。

人は知らず知らずのうちに音楽に触れている。カフェの中、映画やドラマのBGM、CMなど、音楽はそこかしこに溢れている。

音楽をこの世界からなくしたら、感動の総量は半減するだろう。

音楽はいつも僕らのそばにいて応援してくれているのに、この世界はアーティストを軽んじていると思う。

マネーゲームのようなビジネスモデルがいまだに成功している一方で、いまだに才能あるアーティストが埋もれていたりする。

この世界は不平等で、身をもってその不平等を歌っているのがアーティストだ。

彼らは革命家に近い。

革命家はいつの時代も排除されてきた。それは歴史を遡ればわかる。ネルソンマンデラは27年の獄中生活に耐えた。吉田松陰は斬首刑で殺された。

しかし、革命家のおかげでこの世界は何とか均衡を保ってきたし、世界は少しずつ良くなってきた。

アーティストはそういった革命家の応援者なのかもしれない。

私自身、アーティストに何度も助けられた。
今度は私が彼らを助ける番だ。

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清水裕也(しみずひろや)
20歳の時、プロの競輪選手としてデビュー
プロ戦績は70勝。
引退後は株式会社リクルートに入社。
その後、上場企業を渡り歩き
現在は音楽プロデューサーとして活動中。

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