人の価値を侮るな
こんにちは。
久しぶりに一日中部屋に引きこもっています。
一人の時間を持つということは大事ですね。
(電話やメッセージは沢山きますが)
さて、今日は「人の価値を侮るな」をテーマにブログを書いてみようと思います。
昨日、4年ぶりに高校の同級生と会いました。
「いま何してるんですか?」と聞かれたので
「音楽プロデューサーやってますよ」と言うと
「いくら稼いでるんですか?」と聞かれました。
私が音楽プロデューサーをやっていると言うと、多くの人がいきなり収入のことを聞いてきます。
収益化というのは事業において大切なことであることは間違いないのですが、開口一番がその質問だと私は少し残念な気持ちになります。
音楽未経験、業界未経験の私が音楽プロデューサーをはじめて9ヶ月目で仮に収入が高いのであれば、それは詐欺行為をやっているか社会的意義が低いことをやっているかのどちらかです。
世の中の人は想像以上に目先の利益を追いますが、本当に沢山の利益が欲しいなら目先の利益を捨てる必要があります。
私は将来、困っている人を全員助けるという夢があるのでもちろんお金は必要です。
そのために目先の利益は全て捨てています。
どういうことか、これから解説します。
まず、私が9ヶ月前から個人で始めた音楽プロデュース事業の利益は現在0円です。(ライブでの売り上げはありますが利益は0円です)
正確に言えば、最初に揃えた音楽機材代と毎日の打ち合わせにかかるコーヒー代、打ち合わせや作詞作曲にかかる時間のコスト代がマイナスな状況です。
「なんのためにやってるの?」と言う声が聞こえてきそうですね。
みなさん、よく勘違いをしているのですが、資本というのはお金だけではありません。
例えばお金以外だと土地や人も資本となります。
私はいま目先のお金と引き換えに「人」という資本を集めています。
お金が大好きな人のために、分かりやすく説明します。
例えば、人材紹介という職業があります。
これは働く人を紹介する代わりにお金をもらうというビジネスモデルで成り立っています。
年収400万円の人を企業が人材紹介会社を使って雇用をしたいという場合、企業は採用決定となった場合、人材会社にいくら支払うと思いますか?
正解は平均で120万〜135万です。
(人材会社は年収の30%〜35%が紹介フィーです)
つまり、年収400万円の人を雇用した場合、1年後には520万〜535万かかっていると言うことです。
10人雇用したら5000万円以上かかります。
しかも、これはお金がなくなったら消失する期間限定資本です。
さて、これを踏まえた上で私の音楽事業の状況を数字で説明します。
いま、私が一声かけたら呼べるアーティストは12人ほどいます。
固定でかかっている費用は0円です。
アーティストは殆どが知り合いの紹介経由ですが紹介費を私は支払っていません。
さらにプロデューサーサイドを手伝ってくれている人が数十人います。
こちらも固定でかかっている費用は0円です。
私が業務量的に苦しい時に助けてくれます。
さて、この9ヶ月で私が集めたアーティストサイドとプロデューサーサイドを含めた私の人的資本はいくらだと思いますか?
これが実際にいくらあるかを判断するのは人それぞれでしょうが、私的には1兆円以上の価値はあると思っています。
これを聞いて、1000万円以下だと思う方はさすがにいないでしょう。
つまり、私は9ヶ月で人的資本を1000万円以上集めたと言えます。
しかも、この人的資本は私が信用を失わない限り続く永久資本です。
どうですか?
目先のお金を追うことがいかに馬鹿馬鹿しいことか少しわかったのではないでしょうか?
仮に私が目先の金に目がくらみ、ほかの会社と同じようなビジネスモデルでやっていれば目先の利益は生めたでしょうが、人的資本という永久資本は手に入らなかったと思います。
今回は大多数の人に分かりやすく伝えるためにお金に置き換えて話しをしましたが、私自身本当にお金に興味がありません。
これは強がりでも何でもなく、仮にお金があったら困っている人を助けるために投資するだけで、私以外の人が私の代わりにそれをやってくれるならそれがベストです。
収益化は信用さえ失わなければいずれ手に入ります。
もちろん収益化の計画は私のなかでできています。いつまでもプロデューサーサイドやアーティストサイドに甘えているわけにもいきませんから。
ただ、収益化するにあたり、目先の利益を追い求めていてはいけないのです。
Amazonは創業7年で1兆円の赤字を出しました。twitterだって黒字化をいまだにできていませんが数年後の勝利は確実でしょう。
とかく目先の金を追いたがる世の中の99%以上の人に私の事業を説明するのはそろそろ時間的な問題でしんどいです。
目先のお金を稼ぎにいくために信用を失うくらいなら、自分のお金を支払ってでも信用形成に充てたほうがいいです。
今回は少し言い方が強めになってしまったかもしれません。(ごめんなさい)
全ての人が幸せな毎日を送れるように私も頑張っています。
同じようにムーブメントを起こしてくれる人が増えてくれたら嬉しいです。
それでは皆さま良い一日をお過ごしください。
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