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Give&Takeは胸いっぱいのGiveから

大人になってからの人付き合いはGive&Takeの精神でと思っている。
特に何の見返りも求めなくとも近づきあえる無垢な友情で繋がれている子供時代(何歳までを子供と定義するかは人によるかもしれない)と異なり、大人になってからはなにぶん損得での付き合い・仕事という共通目的を介した付き合いなど、好き嫌いとは別のところでの繋がりが多いからだ。

自分の信条として、必ず「Giveから」を心掛けている。
まず甘え下手・お願い下手な性格からして、そもそも人から何かをしてもらうことへの抵抗が大きい。しかしそれでは仕事にならないため、やむなくお願いごとをさせてもらうが、悪いなという気持ちであふれてしまうのを避けるためにまずは自分が相手のためになることをするようにしている。

そうすると、先方もこちらの話を聞いてくれやすい。
先にGiveしておくことはあざといかもしれないが、円滑にものごとを進めるためにはとても有効なのだ。

世の中には「クレクレ君(ちゃん)」も存在する。
搾取するだけして、自分は人に施さない。人は神ではないので、このような人に対して何かしらモヤモヤを抱えたままでは人付き合いを見直してしまうだろう。少なくとも自分ならそうだ。
「あの人は○○してくれたからいい人」と思わせることは、もしかしたら搾取されて終わる可能性もゼロではないが、損なことではない。

自身も会計事務所を営む身として、顧客に資料の依頼や日々のオペレーション上の処理など、何かと細かなことをお願いすることが多い。もちろん法律や決まりごとを守ってもらうことで顧客の身を守っているのだが、顧客としては鬱陶しいことも多いだろう。
そのため、顧客が提供するサービス(飲食業、小売業等)を積極的に利用し、まず顧客側へお金を投じるようにしている。
スタッフに対しても同じで、こちらから色々な情報を提供したり可能な限りで要望に応える体制を作ったりしておくことで、円滑なチームワークが築かれる。
「ここまでしてくれる人の言うことは聞かなければな」と思ってもらえればこちらのものなのだ。


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