相対する「推進と管理」
「推進と管理」。
この二つは相対するものとまでは言わないが、両極に近いところにあるものと考える。
実績を上げる、維持するためには推進を行わねばならない。ただ、物事を前に進めるということは、ほぼ確実に何かしらの課題が発生するということでもある。
課題が発生することは業務の円滑な遂行を主眼においている管理部からすると好ましいことではない。このため、よく営業部と管理部は喧嘩するのはよくある光景だ。
組織によりパワーバランスは異なるべきだし、そもそもどちらも大事なことではあるのだが、個人的な感想を述べると管理部が強すぎる組織はあまりよろしくないように思える。
理由はシンプルで管理部に偏りすぎると、その組織は衰退するしかないように思えるからだ。前に進む動きが生まれなければ、競合他社に出し抜かれるのは時間の問題だ。それを理解している管理部なら良いが、仕事を増やしてほしくないと軸足が自分に向いている管理部はかなり残念である。
安定財源がある組織は管理部が強くなりがちだ。ただ、残念ながらそのような組織はあまり魅力的ではないのが世の常ではなかろうか。
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