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無常の日_希望のスンス

24日の朝、布団の上で真ん中の妹の日記を読んだ。

職業イラストレーターだから絵が描ける事はもちろんなのだが、文章も上手いから嫉妬する。とかいいつつ絵が上手い人って大概文章もうまかったりする。
嫉妬というか同じ境遇で同じ時間を過ごしていたとは言えこれは「絶対私には書けない文章」ゆえに、彼女がどういう気持ちでどういう目線であの場を見ていたのか、そしてこんな文章を書いたのかが気になった。きっと時間はあるだろうからすぐ会えるなら聞いてみたかった。というよりも、私自身やっぱりまだ「しんどくて」実家の方の家族と話す時間が欲しいと毎日思っている。想定外のしんどさゆえに、自分でも取り扱いに慣れない。

その後母親から「オーバーザサン聞いてたら堀井美香さんがヴィレヴァンからグッズ出すんだって?!」というLINEがきた。まだ最新回は聴いてなかったけど、インスタライブでその情報は知っていたのでそうだよ。という話をした。その前日は残された認知症スレスレのばあさんとどう年を越すか問題について電話をしていたのだけど、とりあえずオーバーザサン聴く余裕があったみたいでよかった。と思った。
我が家は63歳、来年で64歳になる母親もたまにオーバーザサンを聴くのです。つまり互助会員なのです。私が本を送ったり、あとは「生きるとか死ぬとか父親とか」のドラマの影響もあるのかな。気付いたらオーバーザサンを聴いていた。

祖父の葬儀の日に配信されたものもまだ聴けていないが、母が聴いたと言うならと思い、長い長い婦人科の待ち時間中サンマルクでパン食いながら配信聴いてたけど、美香さんのグッズ以上に全体の話が酷過ぎて笑ってしまった。だからゲッターズ飯田なんだってば。

その場でTwitter見ながら二子玉の蔦屋家電に互助会本本が入荷されたことを知る。サイン本は諦めたけどステッカー添付対象店舗だから取り置いてもらった。もし妹が時間あるなら二子玉川でお茶でもして取りに行けばいいし、ダメなら仕事帰りに取りに行けばいい。

結局夕方4時過ぎに私は二子玉について蔦屋家電で念願のブレインスリープピローをお試し後に購入。本も回収。妹となんとなく話をしてた。
やっぱり妹も「疲れている」みたいだ。
前述の文章について聞いてみたところ「あれは素直にそう思っただけのことを書いただけだよ。清水で洗濯干している時にそう思った」と言っていた。付け加えて「嘘っぽいとか言われる気持ちは分からんでもないけど、私はお気持ちふわっとしたこと文章しか書けないから笑。」的なことも言っていた。そもそも物の見方捉え方がちがうのか。根本的に。それでいいんだけど。

「みんな文章が下手でコピペした文章ばかりインスタに載せていて何が楽しいの?って思うんだけどそんなふうに悪態ついてるのも不健康だよね」と。「じゃああなたにとって上手い文章ってどんな文章?」と聞いたら「素直な文章」とのこと。結局そこに付きますよね。

ビールとソフトドリンクがほぼ同じ値段だったから私は飲んでる
入手!持ってるのは妹。

まあ、妹も聴いたり聴かなかったりのオーバーザサンリスナーなんですよ。芸人さんのポッドキャストとかラジオとかは聴いてる印象あるけど、どこからオーバーザサンに入ったのかはよくわかってないが、確か彼女も生きるとか死ぬとか父親とか。は見ていた。ちなみにスーさんの本「これでもいいのだ」は私、実家、妹と私の家だけでも3冊ある。
妹と家族の話とかこれからの話とかもポツポツしつつ、「今日母ちゃんからこんなLINEきてさぁ。」という話をする。そこからスーさんの話をしていたら「スーさんたまにおねえのツイートリツイートしてるの見る笑」と言われ恥ずかしくなる。
実際スーさんにガンプロの感想書いてと後押しされた時、読んでいただけた時は本当に嬉しくて仕方なかった。そんな話をしたら「会ったら泣いちゃう人だね」と言われた。なんだ、君も最新回聴いているのか……。ゲッターズ飯田の名前が全然出てこなかったのがやはり妹もツボに入ったらしく、「電車の中で笑い堪えられなかったし思わずハッシュタグつけてツイートしてしまった」と言っていた。ちなみに互助会本のイラストを書いた方とは1度お会いした事があるらしい。
そんなこと言いながら中パラパラめくりつつ「何でこんな人気なんだろうねー、私の周りみんな聴いてるもん」と妹。そうなんだ……。本当に口コミで広まったとはいえ何でこんなに聴いているんだろう。私は生活は踊るからそのまま移行したゆえに、みんな本当にどこから知るんだろう。この人たちのこと。といまだに不思議である。

店の会計も私が少し払うつもりが食べた分全部貰ってしまったので、4階のニコアンドを見てプチプラ化粧品が更に半額になっているのを見てテスターで色を見てみる。これ可愛い色だねとか、緑は使いにくいよね、いいながら。どうせ半額だし「あなたの分も買ってあげるからいいよ、マニキュアとアイシャドウ選んで」と言ったらやったー、と言ってた。真ん中の妹とこんなふうにショッピングセンターで2人で会話したのはどれくらいぶりだろうか。その時間さえ懐かしくて愛おしくて後何度こんな会話ができるのか、など余計なことまで考えた。マニキュアとアイシャドウ2個ずつ買っても1000円だった。

実際家族の問題は大きい。主に残された祖母をどうするのかという問題。いつまでも伯父と母が常駐するしかないのだろうか。そこを子供としては気にしてしまう。
幸か不幸かうちは三姉妹それぞれに仲悪くないので定期的に会って家族の話でもそうじゃない話でもするのもいいのかもしれない。真ん中の妹は二子玉川ならちょうどいいだろうから平日夜会社の後とかでも誘ってみようかな。というか私がそうしたいから妹には付き合ってもらう格好になる。


母とも真ん中の妹とも会話が成り立たないとか、時に特に母にはイライラすることも多いのだけど、「家族だから」という言葉以上に「互助会員同士お互い声かけあって」と思う方が精神的健康を保てそうな気がしがした。


うーん、ジェーン・スー兄貴にはひとまず感謝。

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