
変化とプライド
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成長できる人の特徴として「変化ができる人」なんじゃないかと思います。
変化ができる人というのは、積極的に人の意見を聞いたり、取り入れたり、真似したりしています。
また行動に移すのも早く、良くも悪くも早々に結果がでてきます。
そこには当然、自分のプライドが入る余地などありません。
その結果をもとに学習し、また人に意見を聞いたり、アドバイスを受けたりして改善していきます。
それを繰り返していくことによって、多くの「経験」が積み重ねられます。
その「経験」をもとに自立した考えを持ち、成長していくのではないでしょうか?
一方、成長できない人の特徴としては、自分より経験のある人でも意見を聞こうとしない、聞いてうえで良いことだと思っても、なかなか自分に取り入れることができない人なのかなと思います。
つまり、自己評価が高いのか、プライドが高いのか、何かの壁が存在しているのということなのでしょう。
ある本では、自己評価が高い人ほど、実際の能力値が低いと言われています。
つまり自己分析が客観的にできていないということなのでしょう。
自分を正確に評価できず、かつ人の言うことも取り入れることができない人というのは、当然のように成長していくことはできないでしょう。
皆さんの周りにも「自分は能力が高い」と思い込んで、プライドが高くて人のアドバイスを聞かない人というのは、誰にも頭の中に1人くらいは思いつくのではないでしょうか?
成長させるための対処方法は正確にはわかりませんが、自己評価と他者からの評価を明示することが、まずは必至なのではないかと思います。
それを伝えると、プライドが高いため「馬鹿にされた」「侮辱された」など、本人の「怒り」や「葛藤」が当然出てくるとは思いますが、それは仕方ありません。
一旦、そこでは「絶望」を味わうほかありません。
そこから少しでも他人の意見を聞き入れるようになれば、やっと「成長マインド」に変わりつつある、ということになります。
人の意見を聞き入れ、成功体験が生まれればよりいいでしょうし、そのことによって、自分が「与える側」にも変われる可能性があるということです。
そして、1人では成長できるものではないことを知り、人との関係性も良好になっていくのではないでしょうか?
少しのプライドを捨て、人の意見を聞き入れることができば、成長できる人になり、変化ができる人になるということなのではないかと思いました。
より多くの人が変化を楽しめるよう願っております。