見出し画像

今更FF9を遊んだらジタンのハーレムだった

もう何度かFFの記事を投稿しているので薄々お気付きになられているとは思うのですが、FF7R、FF7、FF8と来て今度はFF9にまで手を出してしまいました。

そのせいか「基本的に一日中インターネットかFFをしている」というファイナルファンタジーに支配された生活サイクルになっています。


いやそんな事はどうでもよくて!

タイトル通り、FF9はジタンのハーレムゲーでした。
一応断言しておくのですが、この「ジタン」という男がハーレムを形成していることに対しては何の不快感も抱かない、むしろ「ジタンさんならハーレムを形成して当然っすよ!」とヤンスヤンスしてしまいたくなるぐらいにはジタンはイケメンである。


以前FF7Rの記事で「クラウドはヒロインよりも読者に人気が出るタイプのラブコメの主人公」と言いましたが、ジタンも同じくヒロインよりも読者に人気が出るタイプの主人公だと思います。
ですが、クラウドとは種族が同じでも属性が全くの逆。クラウドが読者にもかわいがられるタイプの主人公だとしたらジタンはあまりのイケメンっぷりに読者までもがヒロインになってしまうほどのイケメン!


例えるとクラウドが『僕の心のヤバいやつ』の市川京太郎のような読者にまでかわいがられる主人公だとしたらジタンは『ゆらぎ荘の幽奈さん』の冬空コガラシのような読者まで攻略し始めるイケメン主人公!


そのイケメンのせいで、FF9のヒロインレースは史上稀に見る大混戦の模様を見せます。1人ずつその大混戦の走者を紹介して行きましょう。




ダガー

画像1

一応メインヒロイン。一応なんですよ、一応。そもそもこのFF9自体が少しカリオストロの城を意識しているような展開があって、つまり彼女は一応お姫様のクラリスの役割なんです。

いや、違う。この女は自分のことをクラリスだと思い込んでいるただのパワー系である。


画像2

画像3

見てくださいよこのパワーを。自分に対して無礼を働いた家臣に対し「宮廷道化師の身でありながら私をお前呼ばわりするのですか!?いい加減にしろよなコノヤローッ!!」と激怒。
FF7にもFF8にもここまでのジャックナイフヒロインは居なかった。


画像4

一応召喚獣を使役する側の人間であるのにも関わらずリヴァイアサンを「ああ!この召喚獣だとダメだわ!」と切り捨ててバハムートには「アレは最強の召喚獣バハムートよ!?クジャが勝てるわけがないわ!!」とナチュラルに発言する。召喚獣リセマラ最強ランキングやめたれや

そもそもテッカマンなら分かるけど「ダガー」なんて名前の女おる?

他のヒロイン達があの手この手でヒロインレース首位に経とうとするがその全てを暴力でねじ伏せるようなヒロイン。まさに「ダガー」の名に恥じない鋭さを持っている。



ビビ

画像5

FF9第2の主人公と言っても過言ではない黒魔道士の男の子。
とにかくかわいい。

だが、とにかくかわいいが故にFF9が売りにしている「児童虐待」の被害を被りまくる。

画像6

画像7

民間人を襲う「黒魔道士兵」とビビの見た目があまりにも告示しているため、行く先々の街で住民からは罵詈雑言を浴びせられ、行く先々の街で暴行を受ける。児童虐待が売りのファイナルファンタジー9、おひとついかがですか?


しかもオマケにこのビビの目の前で「自分と同じ姿をした黒魔道士兵が大量生産されている」という光景を見せつけて「僕は…僕は作られた存在なのか…?」と精神的にも追い詰める。肉体的にも精神的にも児童を虐待するファイナルファンタジー9、一家に一本いかかですか?


でも、この子のおかげでFF9は終盤一気に泣きゲーと化す。
ある意味ではヒロインレースにゴールしたと言っても過言ではない。ヒロインレース真の勝者はもしかしたらビビなのかもしれない。



フライヤ

画像8

「のじゃ口調」で「お姉さんポジション」で「ネズミの獣人」で「竜騎士」という属性の過積載を体現したような女。

しかもここから更に「未亡人」まで追加されるからもう属性がキャパオーバーを起こす。

ヒロインレースでは中盤そこそこいい所までは行くのだがFF9のパーティーの人数の多さの煽りを受けてやや影が薄くなってしまう。



クイナ

画像9

これはちょっと……流石にヒロインとは違うのかもしれない。
どちらかというとペット。

ジタンは魂がイケメンだから基本的にはどんな人にもイケメンな対応をする。幼女でもお姫様でものじゃ口調でお姉さんポジションでネズミの獣人で竜騎士の属性過積載女でも本当に誰にでも優しい。

でもこのクイナは格が違う!

画像10

画像11

あの誰にでも優しいジタンから「は?」や「そんなについて来なくてもいいよ…」などの塩対応を引き出す。
1度ゲーム本編で「2人ずつにパーティーを分ける」という展開があるのだが、ジタンは「一番ヤバいクイナだけは自分が引き取ろう…」とみんなの負担を減らすために自分が一手に引き受ける。こんな所までイケメン…!

いや多分コイツは元からヒロインレースとか出走してないと思います。



エーコ

画像12

負けヒロイン。

こんなまだ人の悪意に触れてもいないような純粋無垢な幼女に負けヒロインを担当させる辺り、FF9の性格の悪さが滲み出ている。

画像13

むしろ負けヒロインムーブが限界突破して逆に勝ちそうになっている。

そもそもこの子自体ジタンと特にこれと言った接点もない上にそこそこ中盤に加入するため、二週遅れの状態で出走されられた悲劇のヒロインでもある。


画像14

しかもジタンに対する矢印が大きすぎるが故の激しいアプローチの結果「(あっ、ダガーから見た俺はこんな感じなのか…)」とジタンが反省してしまう。

他のヒロイン達と二週遅れの状態で出走されられてスタート直後に落とし穴に落ちる幼女が楽しめるのファイナルファンタジー9だけ!



サラマンダー

画像15

大混戦の模様を見せるFF9ヒロインレース最大のブラックホース。

エーコがこれまでのジタンとの接点が一切なくて四苦八苦している間に「既に一度ジタンに負かされている」という既成事実で一気にレースを追い上げてくる最大の無法者。

FF9には野村哲也が居ないため、FF7とFF8に比べてやや思春期要素が足りないのだがこのサラマンダーという男はそのFF9に足りていない 思春期成分を一手に担っている。
だから結果的に成人男性なのに思春期が未だに終わっていないサラマンダーがパーティーメンバーで最も精神年齢が低いように見える。



画像16

画像17

全盛期のクラウドとスコールでも言わないような思春期発言が当たり前のように飛び出す。



画像18

画像19

しかもその思春期が暴走した結果勝手にパーティーを離脱して勝手に死にかけてジタンに助けられる。16歳に諭される思春期成人男性、流石にどうかと思う

画像20

しかもどさくさに紛れて告白までする!
どこまで無法なんだこの男は!?

まさにブラックホースとしか言いようがない無法っぷりでとても最後に加入するキャラだとは思えないほどヒロインレースを荒らす思春期成人男性がエーコに勝っている事実、あまりにも残酷すぎる……


スタイナー

画像21

お待たせしました。
どこからどう見ても銭形にしか見えないこの騎士。前述の通り、FF9はカリオストロの城を意識したような展開が多く、主人公のジタンがルパンのような役割を担当していることが多い。

つまりこのどこからどう見ても銭形にしか見えない騎士は銭形です。

なので、もうお分かりだと思うのですがジタンとスタイナーの覇権カプっぷりがまぁすごい!

画像22

画像23

少しチャラチャラしたジタンと堅物のスタイナーはとにかく性格が合わない。でも段々とこのスタイナーがジタンに対して心を許して行く。
いやこれ百合じゃないですか?


画像24

画像25

画像26

画像27

画像を何枚も連続させると記事が見辛くなるので本当は避けたかったのですが、ジタンとスタイナーの百合を十二分にお伝えするために一気に4枚も載せました。申し訳ございません。
「いつものおぬしらしくないではないか?」「ジタン……」のやり取り、スタイナーの感情がもうどうしようもなくなってるし、プレイヤーの感情も滅茶苦茶になっている。



画像28

ついにこれまで呼び捨てにしていたジタンを敬称をつけて呼ぶ。もうこれは百合アニメだったら6話ぐらいの展開です。その6話放送後にジタンとスタイナーのファンアートがTwitterでバズりまくるぐらいには覇権カプです。


私だって何でもかんでもすぐに「これは百合!」とは言いたくないのですが、ジタンとスタイナーはもう百合でいいと思います。もうこればっかりはFF9本編を遊んでもらうしかない。


ジタンとスタイナーの百合を堪能したい方は是非ご購入を検討して下さい。





最後に、冒頭でも描きましたがジタンがもうあまりにもイケメンすぎてプレイヤーすらもジタンに恋してしまうようなゲームがFF9です。

画像29

もう私もジタンの夢女になりそうになっています。
プレイヤーすらもこの大混戦のヒロインレースに巻き込まれるFF9、かなり画期的なRPGだと思うので是非遊んでみては?


多分私はこれからFF10をプレイすると思うので!それでは!