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これであなたも今夜はブギーバック博士!?日本語から英語、そしてフランス語。HIPHOPからハウス、ロック、ボカロまで。『今夜はブギー・バック』のカバーにおける、「オレスチャアニ」問題への取り組み方。18曲+α

 みなさんこんにちは。「J-POPのカバーミュージック研究家」のピンリャンです。サブスクでJ-POPを聴いているとき、お母さんがホームセンターで買ったCDを車の中で聞くとき、「本人じゃない人が歌っているバージョン」が流れてきた経験はありませんか?僕はそんなカバーミュージックが大好きで、日夜カバーミュージックを探す日々です。

 今日はカバーミュージック、そのなかでも特に『今夜はブギー・バック』のカバーについて、お話したいと思います。

時間が無い人のための30秒で分かる図解

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カバーミュージックにおける『今夜はブギー・バック』

『今夜はブギー・バック』(以下KBB)の原曲は、1994年にリリースされた小沢健二・スチャダラパーのヒット曲です。僕自身は渋谷系には傾倒していなかったこともあって、リリース当初(当時11歳)は聴いていません。2000年以降HIPHOPに足を踏み入れてから、「HIPHOPクラシックのひとつ」として出会いました。曲としても好きでよく聴くようになったし、DJをするときにもよくかけるし、間違いなく日本のクラブカルチャーにおけるアンセムのひとつだと思っています。リリースされた当時の空気感とかは知らないけれども、あとから自分なりに好きになった曲です。

『KBB』は小沢健二が歌うパートと、スチャダラパーがラップするパートがあり、小沢健二の配分が多めの「nice vocal」バージョンと、スチャダラパーの配分が多めの「smooth rap」バージョンの、2つのバージョンがリリースされているわけなんですが、いずれのバージョンであってもこの曲のカバーで真っ先に気になるのはラップパートです。ラップパートをどんな風にカバーするのか? とりわけ、

KNOCK KNOCK!! WHO IS IT?
オレスチャアニ

 というリリックをどうカバーするのか? これこそが僕が注目する「オレスチャアニ」問題です。ラッパーのANI(スチャダラアニ)が、「俺はスチャダラアニだ!」って、歌詞のなかで言っちゃってるわけですね。「ANIじゃない人がANIを名乗るってどうなの?」「そのまま歌っちゃうの? それとも変えるの?」というところに注目すると、『KBB』のカバーはより奥深く楽しむことができます。

 そもそもHIPHOPの文化では、ラップというのは基本的にラッパーが自分自身の言葉でするものなんです。だから、「他のラッパーのリリックをそのままラップするのって、ダサいんじゃない?」っていう感覚が、文化として共有されている。
 一方で、HIPHOP文化のなかでも、他のラッパーのリリックをそのままカバーした曲もあるにはある。
 さらに『KBB』の場合は、HIPHOPとしてではなく、渋谷系の音楽として、J-POPとして聴いている人たちもいる。この層の人たちの多くには当然、HIPHOPやラップの文化は共有されているとは限りません。そもそも、カバー版を企画する人にも、必ずしもHIPHOPカルチャーや渋谷系のカルチャーと関わりが有るわけでもない。

 こういう背景がある『KBB』をカバーするにあたっては、誰に向けた音楽としてカバーするのか? そして、「オレスチャアニ」をどう処理するのか? という、非常に味わい深い問題が発生します。

スチャアニ処理方法① そのまま歌う

 まずひとつ目は、もう全部、原曲のままの歌詞で忠実に歌ってしまう。小沢健二パートも、スチャダラパーパートも、原曲に沿って歌う、というパターンです。例えば、これらの楽曲。

COVER LOVER PROJECT/THE BEST OF BOSSA COVERS ~青春ダンス~
02:25のところ、「オレスチャアニ」とラップしてますますね。

DJ☆博多めぐみ/J-POPキラキラHOUSE♡
こちらの楽曲も、02:00で「オレスチャアニ」と言っています。

ROTTENGRAFFTY/So...Start
こちらはミクスチャーロックバンドによるカバーですが、やはり02:27で「スチャアニ」と言っています。

 この処理をする人たちは、あんまりHIPHOPの文脈を知らない人たちなのかな? というのが自分が持っている印象です。だから特に気にせず、「オレスチャアニ」と、元のリリックのまま歌ってしまうのではないか、と思います。
 もちろん、HIPHOPの文脈を知っている(はずの)人のカバーでも、「オレスチャアニ」と歌っているものもあります。例えばこちら。

AZUL/じぇいらっぷガールズMC in the MIX

 HIPHOP楽曲を女性MCがカバーする、という企画モノのコンピレーションですが、これも02:20で「オレスチャアニ」とラップしていますね。HIPHOPの文化を知っているはずの人たちの企画盤でこのようにラップをする、というのは興味深い処理の仕方です。

スチャアニ処理方法② ラップパートを消す

『KBB』はHIPHOP業界の人たちにもカバーされています。2006年には、KREVAもカバーを発表しています。当時ニュースリリースを見て、
「あのKREVAが、シングルのカップリングで『KBB』のカバーをやるらしいぞ! スチャダラパーのパートはどうするんだ、『オレスチャアニ』の部分はどうするんだ!?」
 とワクワクしたものですが、こちらがその音源です。

KREVA/Have a nice day!

 通して聴いて頂ければ分かる通り、KREVAのカバー版では、ラップがまるっとなくなっています。小沢健二の歌パートしか歌っていないんですね。ラッパーがカバーするのにラップはなし、というのは当時残念に感じましたが、まあこういう方法もあるよね… とも思います。

 このように「ラップをしない」という手法は、KREVA以外でも採用されています。

RYOCO/Real World

クレモンティーヌ/Cafe de Pop from Tokyo Paris

 ふたりともラッパーではなくシンガーなこともあってか、小沢健二パートのみのカバーになっています。クレモンティーヌも、歌詞をフランス語に翻訳はしていますが、小沢健二パートのみなので、この系譜に位置するといってよいでしょう。

スチャアニ処理方法③ 改変する

 3つ目の方法は、ラップパートを改変して、「スチャアニ」を自分の名前にしたり、そもそもの歌詞を改変して自分の言葉でラップをする、という処理方法です。この処理をしている人はHIPHOP文化に精通しているな、というイメージが強くなります。

hy4_4yh/ハイパヨ△の青春J-RAP

 ガールズユニットのハイパヨちゃんのカバー(2015年)では、ほぼ原曲に忠実にラップをしていますが、0:55のあたり、「オレスチャアニ」を「オレアタマル」とリリックを改変しています。なお、1:14あたりの「キミこそすげーぜBOSE MY MAN」も、「キミこそすげーぜATA-Eちゃーん」に改変されています。

清水翔太 feat.加藤ミリヤ/SHUN

 このカバーでもラッパーのSHUNが「俺がSHUN」とラップしています。これと対となる加藤ミリヤ feat. 清水翔太/SHUNのカバーでも同様にラップされていることからも、シンガーとラッパーがタッグを組むことの意義を存分に発揮したい、という意志が感じ取れますね。

TakiRen & PhonK Gee/Don't Give Up Your Dream - EP

 HIPHOP文化のなかでラッパーとして活動しているふたりのカバーでは、ラップ部分のリリックはオリジナルの内容になっています。

D-LITE from BIGBANG/D'scover

 BIGBANGのメンバーでもあるD-LITEのカバーでは、verbalがゲストに招かれています。当然ラップはオリジナルになっていて、m-flo感も楽しめます。

スチャアニ処理方法④ スチャアニが出ない構成を編み出す

 そして4つ目の方法は、曲の構成を変えて、スチャアニが出てこないようにする、という、かなり手の込んだ処理のしかたです。この説明では分かりづらいと思いますので、まずはこちらをお聴きください。ABC Project feat. NemP&初音ミクによるカバー(2012年)です。

ABC Project feat.NemP&初音ミク

 このバージョンではラップパートもカバーされていますが、1:50のあたりから分かるように、ラップのフロウをメロディっぽく処理することで、ほとんど歌うようなかたちでカバーされています。このアレンジも斬新ですが、ボーカロイドによるカバーとして面白い手法だと思います。
 そして肝心の「オレスチャアニ」問題を解決する斬新な手法が登場するのは2:13から。

よくない コレ? コレ よくない?
よくなく なくなく なくなくない?
その頃のぼくらと言ったら いつもこんな調子だった
心のベスト10第一位はこんな曲だった

 このように、前半パートでは「nice vocal」バージョンのラップ歌詞になっています。であれば、後半のラップパートは

KNOCK KNOCK!! WHO IS IT? オレスチャアニ

で始まるのですが、なんと後半のラップパートは「1 2 3 3 to 2 1 キック!スネア!キック!スネア!」から始まります。そう、「オレスチャアニ」部分を削り、「smooth rap」の歌詞が始まります。
ラップパートのリリック自体は基本的には原曲に忠実なまま、構成を変えることによって「オレスチャアニ」問題を回避してしまう、という、なかなかに高度な処理がされています。

番外編① HALCALIのカバーとそのカバーたち

 女性ラッパー二人組ユニットのHALCALIと、TOKYO No.1 SOUL SETが組んだカバー(2009年)は、テレビCMに起用されたこともあり、『KBB』カバーのなかでも有名な1曲です。

TOKYO No.1 SOUL SET + HALCALI/今夜はブギー・バック

「オレスチャアニ」問題に関しては、「処理法②ラップパートを消す」系譜にあるカバーですが、サウンドの独特さ、このカバー自体の知名度の高さもあいまって、「HALCALIの『KBB』カバーのカバー」も生まれています。例えばこちら。

For Mee/Sweets POP J-POP COVERS~四季のウタ~

J-POPのカバー企画盤に収録されているこの音源は、明らかにHALCALI版を踏襲したサウンドになっています。最近の同じような現象としては、「中島みゆき『化粧』の清水翔太カバー版のカバー」なども挙げられると思いますが、カバーからさらにカバーが派生していく様子を追っていくのも、カバーミュージックの醍醐味のひとつですね。

番外編② 今のところ一番ヤバいのは「渋谷系BOSSA」カバー

 さて、「オレスチャアニ」問題に注目して『KBB』のカバーをご紹介してきた本記事ですが、今のところ自分が一番ヤバい! と思っているのは、Sweet Jam Styleの「渋谷系BOSSA」(2010年)に収録されている、こちらのカバーです。

Sweet Jam Style/渋谷系BOSSA

 聴いて頂ければ分かる通り、実は初音ミクカバーはこちらのトラックが使いまわされているんですね。じゃあ、ラップパートや「オレスチャアニ」問題も同じように処理しているのか? というと、ちょっと様子が異なります。
 ラップのカバーに関して、ここまではリリックに注目してきましたが、もうひとつ重要な要素に「フロウをどう扱うか」というポイントがあります。節回しであるとか、言葉のテンポ感、抑揚をアレンジするかしないか。一般的にラップのカバーをする場合、フロウで突出した自己表現を加えているものはありません。
 で、こちらのSweet Jam Style版は、独特のフロウにアレンジした男性ラップが入るんですが… これがまた、なんともいえない不穏なフロウになっていまして、マス向けとは思えない独特の世界観のラップのフロウは、オシャレなボサノバコンピ盤を聴きたい人の需要とはとても一致するとは思えず、昼下がりの木陰で聴いてリラックスしているときにこの曲が流れると、なんだか不安になるような、そういう独特のグルーヴが、とにかくすごいんです。アーティスト性と企画モノという強制力の狭間で、こういう鬼の子のような音源が生まれてしまうのが、カバーミュージック収集を止めることができない魅力のひとつだと思っています。

この曲はサブスクでの配信はないので、是非、iTunes Storeで買って聞いてください。


 以上、「オレスチャアニ」問題に注目しながら聴く『KBB』、いかがでしたでしょうか。どの手法が正しいか正しくないかということはなく、どのKBBも、それぞれ異なる魅力があります。
『KBB』のカバーは毎年2〜3作はリリースされていて、「『今夜はブギー・バック』の新曲はないかな?」と音源を検索するのは、自分のルーティンワークのひとつです。「『今夜はブギー・バック』の新曲」ってなんだよ、って感じですが、こういう概念を生み出して楽しめてしまうのも、カバーミュージックを愛する者の特権ですね!

 なお、自分が確認している範囲で2020/06/14最新の『KBB』はこちら。

スチャアニ処理方法⑤ 歌を消す

H ZETTRIO/SPEED MUSIC ソクドノオンガク vol. 1 インストカバーでした。



蛇足コーナー

その1)
 カバーミュージックが生まれる背景には色々ありますが、ざっくり分類するとこういう感じになるのではないでしょうか。

1)ベストヒット集的なコンピを作りたいけど原盤権を所有していないため、カバー集として制作する
2)「ボサノバカフェミュージック J-POPカバー集」のような、コンセプトに基づいた企画コンピ
3)駆け出しのミュージシャンが知名度をあげるためにカバーする
4)自分がリスペクトしている音楽を、自分の方法で表現する

1,2,3は消極的な理由によるカバー、4は積極的なカバーと言えるのでしょう。僕の大好物である「カバーミュージック特有のグルーヴを楽しむ」ことができるのはもちろん、1,2,3のカバーです。4のカバーについては、純粋に普通のJ-POPとして楽しんでいます。(例:井上陽水がカバーした椎名林檎)

その2)
 僕自身は「とりあえず売れるっしょ的な安易なボサノバカバーとか、ワックだよねー!」と思っていた時期が結構長かったんですが、そういう音源も含めて、「カバーミュージック」の面白さ(蛇足その1でいうところの「カバーミュージック特有のグルーヴ」)に目覚めたキッカケとなった曲があります。GReeeeNの『キセキ』(2008年リリース)です。なおGreeeNのeの数に自信が持てない方は、ATOKを使うと「ぐりーん」で一発変換できます。

「愛してる」とか「アリガトウ」とか、仲間が大事! みたいな感じとか、薄っぺらいじゃん、なにも言ってないじゃん! みたいな感じで、HIPHOPカルチャーに傾倒していた僕からすると、はじめは敵対視していました。洋楽カッケー!っていう中高生みたいな心境ですね。
 でも、年月が経ち、自分の中のHIPHOP観やJ-POP DJとしての活動を通じて、徐々にキセキが好きになっていきました。「いい曲じゃん!」「カラオケでめっちゃ歌いやすいじゃん!」と。
 で、そこで気づいたんです。

『キセキ』って、めちゃくちゃカバーされまくっている。

 有名無名問わず、本当にたくさんの人が、いろんなアレンジで『キセキ』をカバーしているんですよ。それで、『キセキ』だけで1本のDJミックスが作れるんじゃないか、って思って、ネットで買えるカバー音源をひたすら買い集めました。そうしたら50以上の『キセキ』が集まりました。
 正直言って、大抵のカバーは決しておすすめできるようなものではないんですよ。特に安直なボサノバ調のヤツとか。でもそんななかにも、光り輝く音源があったりする。僕のイチオシはこれです。

Intimacy sound project/Wedding Bossa のキセキ

 久石譲っぽい(よく聴くと全然違うんだけど、なんとなく「風の通り道」を彷彿とさせるような感じの)イントロのピアノからオシャレ〜に始まって、結構長いイントロを「なんだろう、このリラックスできる素敵な曲…」って聴き続けていると、さりげな〜く『キセキ』本編に移行します。まるで素敵なDJのMIXの様です。でも、これだけ素晴らしいアレンジなのに、ジャケ写は素材集の素材らしいんですよ。もう、「自分の気持ちをどこに持っていったらいいのか、わからない!」みたいな…でも、そこがまた魅力的!

 こういうもどかしさなんかも含めて、「”カバーミュージック”というジャンルそのものを楽しむことができるんじゃないか?」「オリジナルじゃない方が生み出す独特のグルーヴがあるのではないか?」「脳内で感じるズレの気持ち悪さが気持ちいい」っていうことに気づくきっかけをくれたのが、『キセキ』という楽曲でした。本当に奇跡みたいですね。

その3)
 今回ご紹介した『KBB』は、(僕が入手した当時)iTunes StoreやAmazon Musicやspotifyなどのネット配信で手に入る音源に限られています。例えば竹中直人がワタナベイビーとカバーしている音源は現状盤でしか存在していないため、自分は入手していません。他にもアナログのブート版のみのカバーもあるらしいのですが、そこまで追いかけるほどの「KBBガチ勢」ではない、ということはご承知おきください。ちなみに自分が入手しているKBBカバーは50曲強です。

 ちなみに、iTunes Storeへのリンクが貼られていない曲は、既に配信が終了しているということです。デジタル配信も廃盤になることがあるんですね。気になった曲は、入手可能なうちに入手したほうがいいですね。

その4)
 ネット配信で手に入れることができない入手困難なKBBカバーをひとつだけご紹介します。

久保ミツロウ・能町みね子・渋谷直角/カフェでよくかかっている-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生 を買うと初回特典でついてくるCD

 渋谷直角のコミックス『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』の初回限定特典CDです。久保ミツロウ・能町みね子・渋谷直角によるボサノヴァカバー… 肝心の「オレスチャアニ」は、渋谷直角が「オレチョッカク」とラップしています。やっぱり直角さんはHIPHOPカルチャーをわかっている表現者なので、「オレスチャアニ」ではなく「オレチョッカク」と歌うわけですね。でも、この漫画の主題は、自己表現をする人というよりは、”やらされてる感”が漂う「ボサノヴァカバーを歌う女」の悲哀なわけで、であれば、その特典CDでも「オレスチャアニ」と歌った方が、作品の世界観ともっと一致したのではないか、とKBBカバー収集家としては思うわけです。知らんけど。

その5)
なお、記事内でKBBは「DJをするときにもよくかける」と言いましたが、今はもちろんもっぱらカバーの方をかけています。どのカバーをかけるかでもフロアの反応が大きく変わるのもまた、カバーミュージック収集が止められない魅力です。

その6)
ラップを一部改変しているハイパヨちゃんですが、歌詞サイトによっては改変されていない歌詞が掲載されている場合もあります。例えばこちら。曲名だけで判断して、原曲の歌詞がそのままコピペされている、ということでしょうか?でもアレンジしてるのに歌詞カードでは原曲のまま、みたいなことは他のカバーでも良くありますね。権利処理の問題かしら。

その7)
「KBB」の新曲を探したくなったあなた!、曲名の表記が「今夜はブギー・バック」と「今夜はブギーバック」でブレていることがあるので、「今夜はブギー」で検索すると捗ります。

その8)
J-POPを英語カバーしたコンピでは「i'm scha ANI!」と歌っているカバーも存在しています。


いかがでしたか?


記事作成協力:加藤悠二 twitter @yu_beartist

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