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安倍晋三も橋本聖子と並んで浅田真央抱きつきセクハラの加害者

(2021.2.27午前加筆) 

 週刊文春の記事から話題になった橋本聖子(東京五輪組織委会長)の浅田真央へのセクシャルハラスメント(安倍晋三とのハグ強要)の問題。なんと政府の広報動画に証拠が残っていたので、「安倍晋三の責任」という観点で分析してみた。

 ハグ強要が起きたのは2014(平成26)年4月25日の「ソチオリンピック競技大会並びにパラリンピック競技大会入賞者に対する記念品贈呈式」でのことだった。以下、政府の広報動画から書き起こすと以下のような流れになる。時刻は動画のものだが、大体の目安で正確ではないと思って欲しい。

17:48 橋本が浅田の右そばに寄り何か耳打ち。それに注目する形で安倍が浅田の方を向く。浅田は笑顔だが首を横に振って否定。
17:56 橋本が安倍に「総理にハグをします。」と申し出。浅田は右手を振って否定。
18:01 安倍「ファンに怒られちゃうから」
18:04 橋本「大丈夫です。」
      安倍「大丈夫?」
      橋本「大丈夫です。」
~~安倍が橋本に何か質問し、橋本が「いやそういうことはないです。」のあと、橋本と浅田が何かやり取りして浅田が首を横に振っているようにも見えるがやり取りがよく分からない~~
18:21 安倍「ハグは聖子ちゃんの提案なの?」(「提案」のあたり不明瞭だがそう聞こえる)
      橋本「そうです。」
      安倍「聖子ちゃんとは何回もハグしてるんだよ、オレ。一杯飲んだあととか。」
      橋本「一杯飲んだあととか」
18:30~写真撮影。橋本が浅田を安倍の隣に近づける。
~19:40写真撮影終了。安倍は羽生結弦にメダルを返し浅田とは反対方向の男子選手と交流。その背面で、
19:51 橋本「ナル、してもらいたいの?」(わざとらしい口調)
      浅田・高橋大輔「ナル、ナルだったらいい。」
      高橋成美 首を横に振る。
19:56 ふっときびすを返し浅田の方に戻ってくる安倍。安倍と浅田が握手後、浅田は安倍の側を離れる。高橋成美が安倍の前に出る形に。
20:01 橋本「記念に。ナル、なる、記念に。」
20:02 安倍が高橋成美と握手し、その後ハグ。
20:05 羽生「真央ちゃん、真央ちゃん来るか」
20:09 浅田「いやいや、そこ終わったから。そこもう・・」
その浅田の様子をチラッと見る安倍。その後男子選手と握手。
20:20 浅田「ゆづ、ゆづくん」
      羽生「僕したら真央ちゃんも」
      安倍「じゃあじゃあ」と言いながら羽生とハグ
20:26 安倍「真央ちゃん」と言いながら浅田の方に歩いて行く。
ほとんど動かない浅田に安倍がハグ。去って行く安倍。
20:33 羽生「真央ちゃん、今こんなんに」(後ろにのけぞる仕草)

 橋本聖子が最初に言い出したあと、浅田真央が明確に嫌がったため、安倍晋三と選手らがハグする機運が一度遠のいたのに、橋本聖子が高橋成美にターゲットを移してまた言い出し、浅田真央は自分がターゲットから外れるために高橋成美を矢面に立たせる行動を取った。そして、羽生結弦が浅田真央にハグをけしかけ、浅田真央が羽生結弦にやり返し、羽生結弦が自分がやるなら浅田真央も、という展開になって、安倍晋三が羽生結弦にハグし、浅田真央が逃げられなくなって、安倍とハグ、という展開だと分かる。

 全体として、橋本聖子が選手団長(スケート連盟会長)の立場を悪用し、浅田ら選手に安倍晋三とのハグを強要する、という大変悪質なセクハラ(かつパワハラ)を行ったと言えるだろう。

 羽生結弦も止めれば良いのに浅田真央にハグをけしかけるようなことを言っており、これは軽率な行動だったと思われる。ただ、上記のような全体の構図のなかでは羽生結弦も望まない抱擁を強いられた被害者に見える(差2月26日のTwitterで羽生は軽率な加害者と書いたけど文字起こしして評価を変えました)。また、浅田真央も自分が逃れるために高橋成美を矢面に立たせている。一種の緊急避難行為と言えそうだが、他人に嫌な役目を押しつけるのはあまり褒められたことではないだろう。ただ、浅田真央が橋本聖子と安倍晋三のメインターゲットであり、セクハラの被害者であることは変わりない。そして、高橋成美は橋本聖子に強要され、回避するためとは言え浅田真央にも嫌な役割を振られて、逃げようがなかったセクハラの被害者といえる。
 追記 ※私は浅田真央に無謬性を求めないのだが、浅田が高橋成美を矢面に立たせたことを納得できない人もいるようだ。この点、高橋成美は海外生活が長く、浅田や高橋大輔が「高橋成美は社交辞令としてのハグに慣れている」と認識していた可能性があることを指摘している人がいたので、一応書いておく。

安倍晋三は自覚的なセクハラ(パワハラ)加害者

 問題は、安倍晋三の立場をどう見るかである。ある人は、安倍晋三が選手らが嫌がっていることに気づかなかった、表面的な華やいだ雰囲気に「騙された」と思うかもしれない。しかし上記のように、浅田真央らは安倍晋三に聞こえし見える大きな声やそぶりで明確にハグを拒否しており、安倍晋三はそれを見ているから、そういうことはあり得ない。

 また、ある人は安倍晋三も橋本聖子にハグを強要された被害者であるといい、ある人はそういう橋本聖子が作り出した空気に従っただけでやむを得ないというかもしれない。しかし、そもそも、安倍晋三は、橋本聖子がハグを申し出ても、断ることができた。もっと言えば、橋本聖子が作り出した「ハグやむなし」の同調圧力を打ち破る力を持っていたのは安倍晋三、一人だったのである。

 一方、安倍晋三には浅田真央とハグする動機があったと思われる。安倍晋三が性的な下心を持っていたかは知らないし興味もないが、自分が浅田真央とハグしている様子をマスコミに撮らせたかったことは間違いないだろう。それは、後に星野源の動画に自分を入れ込んだことからもいえるが、安倍晋三は、人気者と一緒にいるところを報道させることで、自分のイメージも良くして支持率の維持・向上を狙うことを戦略化していたと思われるからだ(それが効果的であることは好感度の高い芸能人を用いた商品の広告が効果的であることと全く一緒である)。

追記:実際報道されている。なお、このテレビ朝日の動画は、政府広報とは別角度から撮影しており、政府広報と合わせて見ると、安倍晋三が浅田真央にハグすることについて、最後まで同意がなく、一方的に迫って距離を縮めて抱きついたことがわかる。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000025756.html

 そして、上記の経過を見れば分かるように、浅田真央がかなり明確に拒絶の姿勢を示しており、そのことを安倍も明確に確認している(浅田の仕草で明確に分かるし、遠巻きのビデオカメラに浅田の声が聞こえる程度に大きな声で拒否する旨を言っている)のに、何度も浅田の周辺にまとわりついて機会を伺っている。

 安倍晋三は直接的にハグを強要するような発言をしていないが、橋本聖子が上下関係を用いて作り出した「ハグされてやむなし」の雰囲気を積極的に利用したことは明白だし、最後はハグを拒否していた浅田の方に迫って行っている。安倍晋三は間違いなく、セクハラ(パワハラでもある)の加害者であり、それは偶然そうなったのではなく、安倍晋三が自覚的にやったことだということを確認すべきだろう。なお、安倍晋三は参議院議員であり、ソチ五輪の選手団長だった橋本聖子を公の場で「聖子ちゃん」と呼んでおり、これも安倍晋三の女性蔑視の姿勢を如実に表している。

 この動画は、セクシャル・ハラスメントというものを考える上での貴重な資料だと思うし、日本に特有の「忖度」「同調圧力」というものの本質が水平的な関係ではなく、権力や上下関係を伴ったものであることを確認するためにも非常に重要な素材だと言えるだろう。そして、安倍晋三は、自分が手を下さなくても、何となく「そうしたい」という雰囲気を出せば、周囲がお膳立てしてくれ、自分はお膳が整うのを待つ、という権力者らしい態度に長けていたといえるだろう。

追記:拒絶は「和やかな雰囲気を壊す」か?

 安倍晋三がハグを断っていたら雰囲気を壊していたのでしょうがなかった、という議論が散見されるのだが、それはないと断言しよう。

 このハグ事件は、政府主催の表彰式の後の祝賀パーティーで起きた。祝賀パーティーというが、日中だし、乾杯は安倍晋三を含め烏龍茶でやっているように見える。乾杯の発生をした菅官房長官(当時)は早々にいなくなっているように見える。そして、形ばかりに寿司が振る舞われているが、誰も口をつけていないように見える。彼らは一流のアスリートだから、食べるものを厳格に管理するのは当然だろう。そして、マスコミが終始撮影している。この不自然な懇親会は最初から、安倍晋三(当時は総理大臣)が、オリンピックで活躍したアスリートたちと親しく懇親する様子をマスコミに撮らせるためにあったのである。祝賀パーティー自体、この件の後に程なく終了している。

安倍晋三はパーティーの主催者(ホスト)であり、選手らは慰労されるべき功労者(ビジター)だった。安倍晋三はその場をコントロールする力を最初から持っていた。しかも、安倍晋三は橋本聖子の政府、自民党における二重の上司である。大企業の代表取締役社長と課長くらいの上司・部下関係である。公の場で「聖子ちゃん」などと気安く呼ばわる関係でもある。選手たちが露骨に嫌がっているのだから、橋本聖子が一人で暴走したのなら、ホストとビジターが一緒になって付き添いの橋本聖子を黙らせるのは、簡単だったし、橋本聖子以外の総意なのだから、場の雰囲気を乱すこともなかったはずである。そう、安倍晋三がその気になればね。

あと、セクハラ、パワハラは雰囲気壊してでも止めないとダメですよ。特に上位者は。

フランス出羽守、イタリア出羽守

昨日から、フランス出羽守、イタリア出羽守が湧いてくるし、私はこの二国の文化を知らないのだが、ここは日本なので、「お前は着衣はペニスケースと僅かな宝飾品だけで槍で武装して銀座を歩くのか」ということだろう。

あと、セクハラかどうか決めるのは本人って、めちゃくちゃ嫌がっているのが動画に映っているのにこういうこと言う人は、きっと、ダッピの切り取りしか見てないのではないかと思う。ぜひ、私の書き起こし部分をよく見てもらいたい。

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