ナイナイ岡村さん不適切発言騒動にみるおじさんの傷放置問題①

 
 4月30日に放送された「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」での矢部浩之氏による公開説教を聴いて私は、なんかすごいことが起こってるかもしれないと思った。
 新型コロナウイルスの感染拡大によって今まで当たり前だった常識や習慣という社会のハード面がゴリゴリと改変されていく中で、このナインティナインの相方同士の、昭和生まれ50歳寸前の2人の男性の対話は、精神、概念などの社会のソフト面の変貌の予感を象徴するもののような気がした。
 あくまでも「予感」に留まるけども、それでも私は、著名な男性による性的カテゴリーでの失言について、その一番身近な著名男性がその問題点を2時間近く語るリアルに接したことがない。それについて書きたい。
 
 今回の「①」はその前置きです。

目次
◆『バスケ超強豪チームのオカムラという選手がボールをポロッと落として、それを相手チームが拾った』という出来事◆
 ◆βチームがそれでもこの試合でボールを手にする必要性◆
◆オカムラのヘマはこちらからしても平常運転◆
◆「感染はいつでも風俗嬢から」というαチームらしさあふるる視点◆ 
◆攻撃された時だけ存在を認識する◆ 


ここから先は

3,667字

¥ 100

読んでくださってありがとうございました。 「サポート」とは、投げ銭的なシステムです。もしよければよろしくお願いします。