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新プロダクト開発で起業家と投資家のさらなる体験向上を。金融市場を切り拓くエンジニア

イークラウドでは「応援投資」というコンセプトのもと、株式投資型クラウドファンディングを運営しています。

サービス開始から1年以上経ち、これまでに支援した9案件は全て目標募集額を達成。今後は、起業家と個人投資家に向けて更に良い体験を提供していくため、既存サービスに加えて新たなプロダクトを開発中です。

今回は、プロダクトを技術面でリードする開発部長の鈴木にインタビュー。前職はサイバーエージェントで多岐にわたるポジションやサービスに携わってきた彼が、次なる挑戦の場にイークラウドを選んだのはなぜだったのでしょうか。

これまでのキャリア、イークラウド入社の決め手、そして今後成し遂げたいことを聞きました。


金融営業から、「プロダクトをつくりたい」とエンジニアに転身

——鈴木さんのファーストキャリアは金融業界での営業だったんですよね。

はい。世の中のお金を動かすというビジネスのダイナミックさに憧れて、新卒で金融機関に就職しました。ですが1年ほどして業界を離れ、エンジニアとして転身したんです。

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——なぜエンジニアに転身を考えたのですか?

「プロダクトをつくる」仕事に興味を持ったからです。

金融機関に入社したのは2006年。数年後にはリーマンショックが起こり、日本の景気も大きく停滞しました。

世の中にめぐるお金を流すことが当時の仕事でしたが、その動きが止まってしまうと自分たちにはどうすることもできません。そのときに、どのような時勢においても「世の中にすでにある何かを流通させるビジネス」ではなく「自社プロダクトを持ち、ブランドを確立しているビジネス」が強いのではないかと感じたんです。

未経験から転職することを考え、市場が伸びていて採用も活発であろうインターネット業界でプロダクトをつくってみたいとエンジニアを志望しました。小規模の受託会社で経験を積んだ後はサイバーエージェントで6年間勤め、現在に至ります。

——実際にエンジニアの仕事を始めてみて、どう感じましたか。

シンプルに楽しいと感じました。その一言に尽きますね。自分のつくったものが世の中に出て、ユーザーの反応をダイレクトに受け取れる。それをふまえて、「もっとこうしたほうがよいのでは」「次回は新しい方法を試してみよう」と、どんどんプロダクトを進化させていけることにもやりがいを感じました。

サイバーエージェント時代には、さまざまなチャレンジをさせてもらえたのも刺激的でしたね。最初はインフラエンジニアとして配属されましたが、サーバーサイドやiOSアプリ開発など多岐にわたるポジションを経験し、メディアやゲームなど多様なプロダクトにも携われました。

新しい領域を開拓しながら夢中で吸収していくうちに、エンジニアとしてオールラウンダーに一連の業務をできることが自分の強みになったと思います。

サービス開発の意思決定に関われる環境を求め、イークラウドへ入社

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——充実したキャリアを歩んできた中、転職を考えたきっかけを聞かせてください。

理由は大きく2つあります。

1つ目は、自分の原点である「プロダクトを作ってユーザーから反応を得る仕事がしたい」という思いに立ち返ったからです。サイバーエージェントを退職する直前は、ブロックチェーンの研究に従事していました。

“オールラウンダーなエンジニア”というのが自分の強みである反面、今後のキャリアでは特定の技術の専門性を磨いたほうがよいのではないかとも思っていて。しかしその道は、いわば学術的な世界です。

最先端の研究をして未来に貢献できるのも素晴らしいことですが、やはり「今の世の中を動かすプロダクトを作りたい」という気持ちが改めてこみ上げてきたんです。

——エンジニアへ転身した際に感じた、「ユーザーからのダイレクトな反応を得られる」ことがやはり鈴木さんにとっての仕事のやりがいだったんですね。2つ目はなんだったのでしょうか。

2つ目は、もっと自由に、ゼロからプロダクトを立ち上げる環境に移りたかったからです。これが最大の理由ですね。

サイバーエージェントでは裁量を持って働けていましたが、やはり一つのサービスが拡大するにつれて、それを維持するフェーズを任されることも増えてきました。

一方で個人としては、キャリアを積み重ねていくうちに、いずれは自ら事業を興してゼロからプロダクトをつくりたいと思うようになったんです。そのためには、今までよりもさらに事業の意思決定に関われる環境に飛び込んでいく必要がありました。

——その中で、イークラウドに入社した決め手は何でしたか?

起業家が志を持って事業を興したベンチャー企業の支援ができる点です。将来的に起業を目指す自分にとって、学べることがたくさんあるだろうと魅力に感じました。

イークラウドの母体はXTech株式会社。多発的・非連続的にスタートアップを創出していることから非常に信頼感もありました。ここで今までのエンジニアの経験を活かしつつ、起業や事業経営のスキルも積みたいと思ったんです。

ベンチャー企業と個人投資家をつなぐ最大のプラットフォームを目指して

——現在の開発部の体制や特色を教えてください。

責任者である私と、もう1人フルタイムのメンバーが在籍しています(2021年12月現在)。複数名の副業メンバーに加えて、11月からはインターン生も迎えました。インフラ、サーバー、フロントなどポジションを分けず柔軟に開発を進めています。

少人数規模ならではの意思決定のスピード感、裁量の大きさ、そして全員がプロダクトを解像度高く理解している点がうちのチームの強みですね。

そのため、「プロダクトをつくる」意義や面白さをとてもダイレクトに感じられる組織だと思います。現在は、すでにリリースした「イークラウド」の運用に加えて、新プロダクトを開発中です。

——どのような新プロダクトなのでしょうか。

現在提供しているプロダクトと地続きではありますが、ベンチャー企業の経営において発生する煩雑な事務業務や株主対応などのタスクを一元管理・完結できるツールを作っています。

資金調達や株主対応をはじめ、ベンチャー企業が成長する過程でやらなければならないことは膨大にあります。しかし、彼らには事業に100%の力を注いでほしい。そこで、我々のプロダクトで資金調達からIPOまでシームレスに支援できるようになりたいと考えています。

——プロダクトを通じて、イークラウドが実現したい世界とはどんなものですか?

「応援投資」を通じてベンチャー企業と個人投資家がどちらも幸せになれて、世の中全体も活性化していく世界です。

今は「ベンチャー企業は日本で育たない」と言われています。実際に、アメリカと比べてみても市場規模に大きな乖離があるのは事実。この差分が発生してしまう理由として、資金面の提供が足りないという要因はもちろん大きいですが、ハード面・ソフト面でのサポートもまだまだ追いついていない現状があります。

そんな中でイークラウドは、ベンチャー企業と個人投資家をつなぐハブとして、両者に寄与できる最大のプラットフォームになりたいんです。

両者の距離が近づくと、新たな価値の創造にもつながります。これまでにイークラウドが支援させていただいた応援投資型クラウドファンディングの案件では、個人投資家が投資先のプロモーションに協力したり、サービスの共同開発に向けた商談を行なったりと、資金調達だけに留まらないさまざまなコラボレーション事例も生まれているんです。

ベンチャー企業がどんどん成長して世の中にイノベーションを起こしていくために、あらゆる人たちが手を取り合えるエコシステムやコミュニティをつくっていきたいですね。

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——今後どんな方にジョインしてもらいたいと考えていますか?

エンジニアとしてただ手を動かすだけではなく、「誰に向けてどんなサービスを作っているのか」「自分たちのプロダクトでどんな世界を実現したいのか」を常に考え抜いている人でしょうか。

私は、エンジニアはクリエイターでもあると思っていて。単にタスクをこなすのではなく、サービスがもたらす価値を創造していける人と一緒に働きたいですね。会社やプロダクトの規模・知名度よりも、「何を実現するのか」を大切にしながら仕事をしてきた人であれば、きっとイークラウドでの挑戦を楽しめると思います!

イークラウドでは一緒に働く仲間を募集しています!

「投資家に魅力的な投資の機会を創造し、挑戦者に新たな資金調達手段を提供する」ことがイークラウドのミッションです。

このミッションを果たすためには、より多くの仲間が必要です。
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