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コロナ禍で住まいを失う人が相談できる窓口紹介(東京)随時更新中

生活保護を申請することは権利です。福祉制度を利用することは決して恥ずかしいことではありません。誰の命も同じように大事ですし、利用できる制度は利用しつつ、この厳しい状況を一緒に乗り越えましょう。

このページでは、東京で「住まい」を失ってしまった方がどこに相談に行けばよいのかについて、公的窓口と拡散OKの民間支援団体の相談窓口をまとめます。

手続きがスムーズにいかない場合もあるかもしれませんが、それはあなたが悪いわけではありません。そのときはどうか諦めず、民間支援団体などの協力も得ながら、今日泊まれる場所を確保しましょう。仕事を見つけるのも大変な世の中です。一時的に福祉的な制度を利用することをぜひ選択肢に入れてみてください。(随時更新。2022年1月更新)

東京以外の方や、より一般的な支援についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。相談支援や生活保護などの生活支援のご案内(厚労省)

1. 公的な支援

まず公的な支援について。

◆TOKYO チャレンジネット 

TOKYOチャレンジネットは、現在東京にいて住まいがなく、主に就労を継続して自立生活を目指している方が利用できる支援制度です。
一時利用住宅(最大4ヶ月滞在可能)というアパートに入ることが可能です。女性専用のフリーダイヤルもあります。
※ウクライナ情勢に係る原油価格の高騰等で離職を余儀なくされた方などの生活相も受け付けています。

・相談受付窓口;月・水・金・土曜 10:00~17:00 /火・木曜 10:00~20:00  
・場所:〒160-0021 
東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 東京都健康プラザハイジア3F(西武新宿駅徒歩2分またはJR新宿駅徒歩7分)

フリーダイヤル 0120-874-225   女性専用フリーダイヤル;0120-874-505 パソコンからの予約はこちら 携帯からの予約はこちら
詳細はこちらから

※ただし、上記の支援は現金給付や食事提供はありません。今現在ほとんど現金がない方や、体調などによりすぐに就労するのが難しい場合は、一時的にでも生活保護を利用するのが現実的だと思われます。以下の項目を参照してください。

◆各区市の福祉事務所

現金がほとんど無い方や、継続しての就労が難しい方は福祉事務所で(一時的にでも)生活保護を申請し利用しましょう。
→都内の福祉事務所
はこちら;福祉事務所一覧

生活保護は若くても受けることができる福祉制度です。また、必ずしも親戚や家族に連絡がいくわけではありません生活が立ち行かなくなりそうな場合は早めに、積極的に利用してください。

生活保護を利用した場合、一時的にビジネスホテルを利用できる場合があります(ただし2022年10月以降はビジネスホテルを利用できるケースは非常に少ないです)
あるいは、日割りの宿泊費をもらい、ひとまずの宿泊場所を確保できます。その間に、生活保護費で借りられるアパートを探すことになります。区市によっては集団生活の施設を斡旋されるかもしれませんが、新規の利用者は原則個室での対応というルールなので、相部屋が嫌であればその旨を伝えましょう。厚生労働省の通知(個室利用を原則とする通知。p7参照。)

きちんと対応してくださる区市もありますが、逆にスムーズにいかない場合もあるかもしれません。でも、それはあなたが悪いわけではありませんので、どうか気を落とさず、諦めないでください。その場合は民間支援団体に相談してください(このページの下部をご覧ください)。

※生活保護申請の仕方がわからない・不安がある方は、以下を参照してください。わかりやすく解説されています。

生活保護を申請したいとき:東京の生活保護の申請窓口:ビッグイシュー基金がまとめている東京での生活保護申請の仕方。

路上からもできるわたしの生活保護申請ガイド:法律家によるわかりやすいガイドブックが無料でダウンロードできます。

生活保護の扶養照会の運用が改善されました!照会を止めるツール(申請者用、親族用)を公開しています。(つくろい東京ファンド):事情があって家族や親族を頼れない・連絡できない場合には、役所による”扶養照会”をしないでもらうよう求めることができます。

2. 民間支援団体への相談 

次に、民間支援団体への相談窓口です。

※今夜泊まるところがない方へ:せかいビバーク

今夜を乗り切れるお金がない、雨風をしのげる住まいがない、電話が止まって相談ができない方で、翌日公的or民間相談機関へ相談したいと考えている方が利用できます。
「緊急お助けパック」を受け取り、今夜を安全に過ごし、翌日相談機関へつながることができます。
仕組みや受け取りスポットはこちらから

◆新型コロナ災害緊急アクション

新型コロナ災害が拡大する中で、仕事を失う、住宅を失う、大学に通えない方が増える状況を踏まえ、貧困問題を解決するために活動する団体により結成されています。
都内で住まいを失った方への支援を行う一般社団法人つくろい東京ファンドなどのスタッフが相談に対応しています。ご相談は下記リンクより。

【相談フォーム】新型コロナの影響で、お困りの方からのご相談を受け付けています

◆自立生活サポートセンター・もやい

ネットカフェ等にいられなくなってしまった方,新型コロナ の影響で収入が減ってしまった方など、ご相談を伺います。相談会では、必要に応じて、宿泊場所の紹介や宿泊費の支援、生活費の支援、生活物資の提供、公的支援利用のためのサポート等をおこないます。

●相談会:火曜11時~18時 (@もやい事務所:新宿区山吹町362番地みどりビル2階) 
土曜14時~15時 (都庁前:都営地下鉄「都庁前」駅E1出口すぐ、もしくはJR新宿駅西口から中央公園に向けて歩く)※土曜は臨時相談。新宿ごはんプラスと共同開催 
●電話相談:火曜日12時〜18時, 金曜日11時〜17時 03-6265-0137 
●メール:info@npomoyai.or.jp (随時)

相談会では、必要に応じて、宿泊場所の紹介や宿泊費の支援、生活費の支援、生活物資の提供、公的支援利用のためのサポート等をおこないます。

◆特定非営利活動法人TENOHASI

池袋で活動する支援団体です。炊き出し・夜回りの時に相談を受け付けています。

●夜回り 
毎週水曜日 21:30~ パン・チラシ・マスクなどを配りながら生活相談を行います。
場所 池袋駅前公園 (池袋駅東口から徒歩5分。通称うなぎ公園、ビックカメラ本店裏の一番奥にある水天宮裏)

●炊き出し
毎月第2・第4土曜日 
17:00〜医療相談・生活相談、18:00〜18:30頃 弁当配食
場所 東池袋中央公園 (池袋駅から徒歩10分 サンシャイン60のとなり)

問い合わせ 090-1611-1970 (事務局長 せいの)

一般社団法人Colabo 女子高生サポートセンター

虐待や性暴力被害にあうなどした10代女性を支える活動を行っています。

●10代女性無料の夜カフェ『Tsubomi Cafe』
新宿区役所前など 
開催日・場所はこちらをご確認ください。

●その他のご相談は
HP:https://colabo-official.net
LINE(10代女性限定): @stw3060m 『Colabo』で検索すると公式アカウントが見つかります。

以上

*随時更新いたします。掲載OKの支援団体さま、ご連絡くださいますと幸いです。北畠(sharinnouta.cafe@gmail.com)



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