Aya@家族のニューノーマルを作っていく人

家族を頼れない人がどうすれば生きやすいのか、を考えるのが好き。ステップファミリーになり…

Aya@家族のニューノーマルを作っていく人

家族を頼れない人がどうすれば生きやすいのか、を考えるのが好き。ステップファミリーになりました。 RAC代表/ショートステイ・短期里親の普及活動/公衆衛生SPH/訪問歯科医師×MBA/性教育/シェアハウス/子育てシェアや頼れる相手をもっと増やしたい。

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最近の記事

エンジンがかからないのは、悪いことじゃない。

先週、とある出会いがあった。 夫から連絡が来て「近くで集まってるからおいでよ」と。 何の気なしに行くと、大人と子ども数人がご飯屋さんみたいなところで集まっている。 そこでとある方の 「ユース保健室」をやりたい!というお話を聞く。 1.ユース保健室 とは。 尼崎市のHPにも説明があったので紹介したいと思う。 つまるところ、ユース(青少年だから10-18歳ぐらい?)の親に相談しにくいことや聞きたいこと、性のことや友人関係のことなどに気軽に相談にのれますよ、というような居

    • ご無沙汰しています。お知らせとご報告。

      お久しぶりです。 みなさんへ大切なお知らせがあります。 半年以上、里親関連の発信事業に関してお休みをいただいておりました。 この期間を通して、多様な経験を重ね、当事者意識をもってジェンダーや仕事観、家族の在り方を考えるいい成長の機会になりました。 具体的には今までの私と異なる立場…発信する側を離れて、客観的に見る側、情報をキャッチする側、受け取って考えることを主とするユーザーになり。 「どうして私はここまで名前や所属、顔写真を出して、自分の内なる意見を社会に対して発信し

      • ピッコラーレの中島かおりさんと、濃い、濃い話した会。

        10月24日、お昼にRACの里親月間イベントということでゲストをお呼びしてお話させていただきました。 ゲストは今回は里親さんではなく、NPO法人ピッコラーレの中島かおりさんです。 1,中島かおりさんのプロフィール NPO法人ピッコラーレ代表理事 第2子の出産をきっかけに助産師を目指し、その後病院や助産院で助産師として働く。 妊娠から出産、子育てを継続的に伴走する助産師でありたいと地域で活動する傍ら、特定非営利活動法人ピッコラーレ(旧:一般社団法人にんしんSOS東京)の

        • 里親月間イベント〜1回目2回めの振り返り〜

          第1回目は、単身で養育里親をされている、あきさんと。 第2回目は、訪問看護師をしながら養育里親をされているなつみさんと お話ししました。 今月は里親月間という名目で!公開放送にしたのですがよくお話したりするお二人と一緒に話せて、少しでも「里親さんってこんな感じなんだ!」というのが皆さんにも伝われば嬉しいです(*^^*) 1,保育のプロだからこそ、自分の限界に気づかなくて体調を壊した話(あきさん) あきさんのときの最後の方で『自分の限界に気づかなくて体調を崩した話』は

        エンジンがかからないのは、悪いことじゃない。

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        • 性教育と生きることに関するnote
          10本
        • RACに関する報告
          14本

        記事

          自分の子育てで言われること。

          『ASD,ADHDの子どもがいるのですか?仕事もしてて大変じゃないですか?』 と聞かれる時がある。 もしかしたら大変なのかもしれない。のだけれど、正直上の子がADHDでめちゃくちゃ多動なことも、今通っている児童精神科医に言われて初めて気づいた。(子どもってこんなものだ、と思っていた。手を離したら走っていくもので、列には並べないものだと思っていた。) ●昨日、里親さんとインスタライブで話して自分で振り返ったこと 私にとっては「仕事をしているから大変」なのではなく 一緒に

          自分の子育てで言われること。

          大学生と『どうして他人には優しくできるのに、身内には優しくできないか。なぜ人は死にたくなるのか。』のテーマで語り合った話

          学習支援塾ビーンズの塚ちゃんこと塚﨑君にお声掛けいただき、大学生と話す会の企画で、8月に1回目の大学生とのセッションをしました。 ビーンズについて詳しくはこちら↓ https://study-support-beans.com/classwork/  テーマ テーマは私のリクエストで 1.どうして他人には優しくできるのに、身内には優しくできないんだろう? 2.なんで人って死にたくなるんだと思う? この2つにさせていただきました。 (いろんな方とフラットにこのテー

          大学生と『どうして他人には優しくできるのに、身内には優しくできないか。なぜ人は死にたくなるのか。』のテーマで語り合った話

          「1640日の家族」の映画の感想シェア会をして私の気づき。

          8月20日に映画の感想シェア会をした。 参加者は里親、養子縁組里親界隈の人や研究者、この映画が好きだから、など15人弱。 その中で私が思ったことを気づきとして書いておきたい。 (ネタバレあり) 1.副題の「愛しすぎないで」に引っ張られすぎていたが、本当は 「愛しなさい。でも愛しすぎないで。」とソーシャルワーカーは話していた。 愛しすぎないで、の言葉の響きは重い。 正直、私が保護された子どもだったら 「あんたたち大人は、子どもを愛すために里親家庭やってるんじゃないんかよ

          「1640日の家族」の映画の感想シェア会をして私の気づき。

          不妊治療クリニックの胚培養士さんからの質問。「治療をやめられない患者さんをみているととても辛い。家族ってなんだろう、血の繋がりってそんなに大切なことなの?もっと違う形で幸せを掴めるやり方があるのではないか?と日々疑問に思ってしまいます。」

          最近Twitterの#マシュマロ にいろんな質問が来るようになりました。 なんでだろう。tiktokを始めたから??興味深いです。 質問者さんが見ているのかわからないのですが、私は養子縁組側の関わりに関してはまだ勉強中なので、もしもっと詳しい方がいたら教えて下さい。 質問 ========= はじめまして。 養子縁組に関する仕事?に携わりたいなと漠然と考えているのですが どのような形があるのでしょうか? 私は不妊治療クリニックで胚培養士として働いていますが、 何回も

          不妊治療クリニックの胚培養士さんからの質問。「治療をやめられない患者さんをみているととても辛い。家族ってなんだろう、血の繋がりってそんなに大切なことなの?もっと違う形で幸せを掴めるやり方があるのではないか?と日々疑問に思ってしまいます。」

          なんでこんなに私は、ショートステイ里親を推しているのか?を振り返ってみた。

          今日は、なぜ私がここまでショートステイ里親にこだわっているかという話を、したいと思います。(長文です。) 結論としては に尽きます。 そしてそれには少し補足が必要なので、今回のnoteで説明していきたいと思います。 【1】私は20歳の時に養育里親を知り、自分もなりたいと思い活動を開始。 まず私はそもそも里親になりたいっていう思いを持ってから、 (今回はそこははしょりますので、またいつか。) どうやったら里親になれるのかっていうのを調べてきました。 【2】調べていく

          なんでこんなに私は、ショートステイ里親を推しているのか?を振り返ってみた。

          「ママはすっごい大切なお仕事してるんだね。捨てられる子どもが減ったら良いよね。」と6歳息子に言われて泣いた話。

          先日、6歳息子から『ママって里親の仕事、一体何をしてるの?』と聞かれた。 ついでに「ママって里親なの?」 これも大人こどもに関わらずよく聞かれるのだが 私は里親の支援事業や研究はしているものの、「里親」ではない。 だから 「里親さんを応援したり、里親さんになる人を増やしたりする活動をしているんだよ−。」と説明している。 息子の一言。 うーん、これを説明するのはいつも難しい。 けれど娘も5歳の誕生日を迎えたので少し理解できる様になったようなので、今回はこんな感じ

          「ママはすっごい大切なお仕事してるんだね。捨てられる子どもが減ったら良いよね。」と6歳息子に言われて泣いた話。

          シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと 著者:花田菜々子さん (2020/3/18出版)

          本日はこちらの『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと』の本を読んでの感想と、 それと比較して養育里親やその制度に関して思うところを書いていきたいと思います。(今回も私の個人のnoteになるので、RAC側より若干フランクに私の気持ちを入れて書いております^^) https://www.amazon.co.jp/dp/4309028705?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1 前

          シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと 著者:花田菜々子さん (2020/3/18出版)

          私にとって”社会的養護”が一番紐解けない。

          久々に夜中のnoteを書く。 ここ数年間の私の関心事は 障がいと、虐待について。 岸田ナミさんのnoteは、いつもポップで心が苦しくなっても最後は生きててよかったなと思えるし、 https://note.kishidanami.com/n/n9f35f54e698e はっぴーの家ろっけんはいつも笑顔で、どんなニュースや特集をされてても笑顔になれるし、なんせ自分が生きてていいかと思える。 五体不満足の乙武さんは、その発信も活動も、5歩も10歩も 日本の未来を変えてくれ

          私にとって”社会的養護”が一番紐解けない。

          パニックになる理由を息子自身が分析してきた日と、まだまだひよっこの母親の私。

          突然ですが、ADHDとASD,DCDのある息子は宿題中にパニックになると、 「もうこれもだめだめだめだめ!!!!!」 って大声で言いながら。何度も同じ文字を消すわけことがあります。 せっかく書いた文字を。 うまく書けた文字も。。 親としてはめっちゃ悲しくなります。せっかく書いたのにな、 頑張ったのになって。 1.本日の出来事 今日は「け」というひらがなの練習ページで。 私「枠からはみ出してるよー」 Y「消す!」 私「これは?」 Y「わーーーーーもうこっちもこっちも

          パニックになる理由を息子自身が分析してきた日と、まだまだひよっこの母親の私。

          ホテルで赤ちゃんが放置された事と、にんしんSOSのこと。

          悲しい事件だか、ホテルで赤ちゃんが放置された事について。 命がまずは助かって良かった、と言える社会にしたい。 ●特別養子縁組制度は届かなかったのか。 母にも泊まる場所や出産までのサポートがあるし(母側はもちろん無料である)、赤ちゃんも何より安心した場所で産み、託せる仕組みだから広まって欲しい ●命がまずは助かってよかった、といえる社会の意味として。 私はこの立場上、悲しいかな、、 養子縁組当事者に、 『私は養子縁組して欲しいなんて思ってなかった。生かしてくれなくよ

          ホテルで赤ちゃんが放置された事と、にんしんSOSのこと。

          奪ったのは大人なのに。取り戻すという表現はおかしくないだろうか。

          先日、「奪われた言葉を取り戻す 児童・思春期病棟の声」 初回放送日: 2022年5月7日、を視聴した。 再放送は5月12日(木)午前0:00 にもあるので、見逃した人は是非見ていただきたい。(おおっと、あと20分で再放送だ。) https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/9R44G246L7/ 奪われた言葉を取り戻す、と題名にあるが 言葉になるのは難しい。 もがき苦しんで、ようやく紡ぎ出してるのに、(大人側が

          奪ったのは大人なのに。取り戻すという表現はおかしくないだろうか。

          東北工業大学さんのコミュニティ・ネットワーク論でゲスト講師を務めさせていただきました。

          5月9日午前中に東北工業大学さんのコミュニティ・ネットワーク論という授業でお話させてもらいました。 話したメンバー3人の紹介 実はHI(NY)のikuさんと私がゲスト講師で、 うささんが授業の講師と言う形で3人での登壇です。 ちらっと紹介させていただきますと、 HI(NY)のikuさんはCoca-Colaでもお仕事を依頼されていたほどの世界的に有名なデザイナーさんです。 3年前にikuさんが本を出され、そのお祝いの寄付をRACに寄付したいということで突然連絡をいただき

          東北工業大学さんのコミュニティ・ネットワーク論でゲスト講師を務めさせていただきました。